歯列矯正を行うにあたり、4本(上2本、下2本)の歯を抜歯しました。
歯科によっては一気に4本の場合もあるそうですが、私は先に上2本、その後少し落ち着いた後(3週間後)に下2本の抜歯行程でした。
と言うわけで今回は、抜歯後の「食事」について。
- 直後の食事について
- よく食べた私のオススメ
- 特に困った食べ物
などをまとめました!
抜歯後、食事ってどんな感じ?
という方は、ぜひ参考にしてください。
抜歯の様子については【歯列矯正】抜歯は痛い?痛みはいつまで?4本抜いた私のリアル体験記に書いたので、合わせてチェックしてみてください。
記事の最後に、抜歯後の口腔写真を掲載しています。
血の嫌いな方や、口内の写真を見たくない方はご注意ください。
【この記事の内容一覧】
怖くて食べれない2日間
まず最初は上の歯の抜歯。
抜歯後2〜3時間は食事はしない方が良いと言われましたが、結論から言うと、2〜3時間どころか、丸2日間ほとんど食べれませんでした。
と言うのも、デリケートな傷口に食べ物が触れることが怖く、食べ物を口に入れることができない。
その上、患部に触れるとしみる!
食べ物を入れること自体怖いのに、固形物を噛むなんて恐ろしすぎて、血餅ができるまではほとんど口に物を入れることができませんでした…
抜歯をした後にできる血の塊のこと。
いわゆる「かさぶた」と同じ役割で、止血や傷口の治癒を行います。
これが取れてしまうと、骨が露出し細菌感染が起こる「ドライソケット」になってしまいます。
なので、固形物(噛まないといけないもの)は一切口にせず、冷ましたスープを喉まで持っていき、喉に流し込むような食べ方で食事をとる…(もはや食べているのか…)
病院でチューブで食事をとる方法がありますが、まさにあんな感じ。
味を全く感じず、「味は舌で感じる」ことは本当なんだなと学んだ期間でした(笑)
食欲よりも怖さが勝ち、2日間はこの食べ方を続けました。
スープしか飲めない5日間
その後、無事に血餅が完成!
この頃からは、喉に流し込む手法ではなく舌で味わうことができるように。
これだけでも、だいぶ「食べている」感覚になりました(泣)
しかし、それでも固形物は食べれず、丸5日間はスープで過ごしました。。
と言うのも、理由はこの血餅!
私の場合、抜いた穴から飛び出すほど大きい。
そして少し硬さ?があって、触るとグラグラ動く。
なので、痛いとか、染みるとか以上に「血餅がごろっと取れたらどうしよう!」と言う怖さで噛めな買ったのが一番の理由です。
別の記事で詳しく更新します!
1週間後に少しつづ固形物
抜歯して、1週間。
血餅もようやく落ち着いてきたので、やっと固形物にトライ。
流石に1週間スープのみだったので、体重が3キロもおちました…
試したものは、以下のものです。
・おかゆ
▶︎ほぼ飲む形で可能。スープと同じく、喉の奥に持っていき飲み込む手法。
・ご飯
▶︎NG。こちらも噛むことが出来ないし、別の困ったことが。(後ほど詳しく説明します)
・うどん
▶︎NG。やはりまだ噛むことができない。
そう。やはりまだ噛むことが出来ない!
と言うか、正確に言うと「怖くて噛めない」が正しいです。
ネットで調べてみると、3日後には食べていたなんてツワモノもいましたが、個人的には恐ろしすぎて…
なので、抜歯前には好きなものを思いっきり食べておくことをオススメします(泣)
抜歯後オススメの食べ物
しかし、流石にこれ以上スープでの生活は耐えられない!
と言うわけで、知恵を絞ってなるべくカロリーのあるものや大味のもの、いわゆる「食べ応えのあるもの」をチョイスして乗り切りました。
この頃よく食べていた私のおすすめはこんな感じ。
【無印のレトルトカレー(ルーのみ)】
カレーは味が濃く、食べ応えあるのでオススメ!
具があると食べれないので、レトルトのものを好んで食べました。
中でもオススメが無印のレトルトカレー!いろんな味があって飽きません。
【スープストックのオマール海老のビスク】
スープストックは抜歯後に本当にお世話になりました!
中でも、オマール海老のビスクは、固形物が入っていないのでとてもオススメ!
しっかりした味付けで、流動食感がありとても満足。
友人と外で食べるときは、ほぼこのお店でした(笑)
ちなみに、成城石井のオマール海老のビスクもオススメです!
【日清のカップヌードル】
一番のオススメがこれ!
お湯を入れた後、3分ではなく15分くらい待つのがポイント。
ふやけることにより、柔らかくなるのであまり噛まなくて済みます!
一番「食べた」感があり、本当にお世話になりました。。
ちなみに、個人的好みは「トムヤムクン味」です!
その後、少しづつ色々なものにトライし、硬いものは全般NGですが、うどんやご飯も少しづつ食べれるように。
しかし肉食の私は、お肉がたべれなかったのはとても辛かった…
固形物は詰まる!
しかし、固形物にトライしたことで、新たな問題が。
それは、ものが詰まること!
詳しく表現すると、少し欠けた血餅の上にズボッとハマってしまうんです!
しかも、詰まったものは埋め込まれてしまい、取れないことも多く衛生面的に不快。
つまようじで取りたくても、血餅の上にあるので、ほじくると血餅ごと取れそうになり超ストレスに!(そして当たると痛い)
この場合、ぶくぶくうがいも血餅が取れる可能性がありNG!辛い…
そんな、見えてる、けど取れない…!みたいな状態に、相当イライラしました。
この期間に、地味に食べれないのは「お米」
お米って抜歯した穴にちょうどすっぽり入るサイズ感なんですよ!
(汚い話ですが)次に日にやっと取り出せたなんてこともしばしば…
なので、お米(おにぎりなど)は穴が塞がるまでは、あまり食べませんでした。。
下歯の抜歯後は、比較的食べれる
その後、3週間が経ち下の歯の抜歯へ。
やっと慣れてきた頃なのに、また振り出しに戻るのか…と落ち込みましたが、意外や意外。
なんと、抜歯の次の日から柔らかいもの(うどんなど)も噛んで食べれるように!
これには自分でもびっくり!
※抜歯3時間後の口腔内の様子。血餅はまだ。
と言うのも、前回上の歯を抜いた時は下の歯がまだあるので、噛んだ時に圧がかかります。
しかし今回は、両方抜いたことにより、ちょうど上下同じ場所に隙間ができ、圧がかからなくなったのです!
そのため、噛むことを抜歯以外の歯で行え、柔らかいもの全般食べられるように!
これは、なかなかの盲点!
そして、とても救われました。
上の歯の場合は、何が挟まっているかは合わせ鏡が必要。
しかし、下は詰まってもすぐ見れる(取りやすい)と言う精神的安心感も大きかったです。
血餅が取れかかり焦る!
けれど、調子に乗って色々食べてたら、血餅が取れかかってしまう事件が発生!
その上、その隙間に物が詰まり、歯がジンジン痛み出すと言う、恐ろしいことが起きてしまいパニックに。
この痛みはしばらく続き、その後3日間毎日痛み止めを飲む羽目に。。
これは推測なのですが、物を噛んだことにより、患部が刺激されて痛んだのではないかと。
なので、やはり下の歯も抜歯後は1週間ほどスープ生活を行い、その後徐々に固形物へと移行。
結局、普通の食事をできるようになるまで、1ヶ月かかりました。
最後に|合わせて読みたい
以上今回は、私の抜歯後の食生活についてのご紹介でした。
人によって治りや感じ方の違いがあるので、一概には言えませんが、経験上やはり抜歯後1週間は固形物は難しいんじゃないかなと思います。
そして私の場合は、「物が食べれない辛さ」よりも「血餅が取れるかもしれない怖さ」の方が勝りました。
個人的には、抜歯後の期間に、断食やクレンズ、デトックスダイエットなんかを組み込んでおけば良かったなと。
けど、結果的に1ヶ月で3キロ痩せたので、無問題です(笑)
痩せた理由について詳しくは【大人の歯列矯正】歯科矯正は痩せる!7kg痩せた私の”6つの理由”にまとめたので、併せて読んでみてください。
これからも引き続き「大人の歯科矯正日記」を更新するので、矯正をお考えの方はぜひ参考にしてください。
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都内ではかなりリーズナブルな上、先生方も丁寧なので、とてもオススメです。
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