スペイン・バルロナの治安について、私が実際に訪れて感じたことを中心に10個にまとめました。
これから旅行に出かける方は、参考にしてもらえたら幸いです。

筆者のあっこぷです。
ちょっと長いですが、ぜひ最後まで読んでくださいね。
🇪🇸バルセロナの治安|旅行者が気をつける10のこと【スペイン旅行】https://t.co/jaYrgBP7nR
✔︎私が実際に訪れて感じたことを
中心に10個にまとめました✍️✔︎防犯は知識も大切📝
知っているだけで予防になります📚✔︎これから旅行に行く方は✈️
参考にしてもらえたら幸いです🇪🇸#Barcelona pic.twitter.com/ixJZXZk5Wo— あっこぷ【Akkop Station】NZ🇳🇿 (@kusano_akiko) December 14, 2019
【この記事の内容一覧】
①バルセロナは世界一スリが多い

バルセロナはTripAdvisorでの「世界でスリの多い都市」というランキングで第一位という不名誉な称号があります。
日本の観光地でもスリは多いし、観光地あるあるだろうと思うかもしれませんが、ヨーロッパのスリをなめてはいけません。
2位はイタリアのローマ、3位はチェコのプラハで、4位には同じスペインのマドリードがランクイン。
地元の人もスリに遭うそうなので注意です。
スマートなヨーロッパのスリ達

ちなみに私はロンドンで1回、ベルギーのブリュッセルで1回、スリ未遂にあっています。
しかもブリュッセルでの犯人は若い女性!
今まで沢山の国に行き、海外慣れしていると思っていた私自身も、この「スリの多さ」は今まで経験のしたことのない感覚でした。

北米やオセアニア圏(AUSやNZ)からきた旅行者達も「ヨーロッパのスリはすごい」と口を揃えて言います。
実は北米(アメリカなど)では、物を盗むという犯罪はもっと大胆。
カバン丸ごとひったくったり、裏道に連れ込み「金出せ!」と脅したりが主流です(銃社会なのも関係しているのかもしれません)
しかし、ヨーロッパはコソコソやる感じ。
その手法は、まるでマジシャンのごとく鮮やかで、その場では気がつかないことも!
本当に、プロです。
日本人は格好のカモ

海外の人でさえ驚くヨーロッパのスリ達。
そして発生率が一番高いのが、ここバルセロナ。
スリ達もプロなので、どの人を狙えば成功率が高いかをわかり尽くしています。
そして一番狙われるのが、日本人。
彼らにとって、おとなしい日本人は格好のカモ。
犯行がバレても、言葉が通じないので巻けるとも思われています。
私がロンドンで経験したスリ被害は記事こちら!
狙われた理由や、シチュエーションも細かく書いているので防犯にお役立てください。
②地下鉄はスリに注意

バルセロナの地下鉄は、地元の人が気をつけていても被害に遭うと言われているほどスリが多いことで有名。
特に混んでる車両などは、注意が必要です。
地下鉄の車内は動画でご確認ください。
意外と安全な雰囲気で、観光客も多く利用しているので気を抜きがち。
リュックサックは前にかけるなど、防犯対策を忘れないようにしましょう。
「スリが多いっていうけど実感がわかない」と言われたら、私が例えるのが日本の痴漢。
男性はイメージしにくいかもしれませんが、女性だとピンと来るはず。
合わない人は全く合わないけど、遭う人は何回も被害に遭った経験ありませんか…?
その感覚とちょっと似てるかもしれません…
③アップルショップは安心しない

バルセロナ観光で外せない「カタルーニャ広場」
主要観光地へのアクセスの起点というのもあり、常に観光客で賑わっているゆえ、スリが多発しています。
特にカタルーニャ広場にあるアップルストアは要注意。
この店は、店員さんでさえ常に「荷物ある!?」と確認してくるほどスリが多い。
空港バスの発着地という場所柄、空港からそのまま直行する人も多く常に観光客でいっぱい。
「無料WiFiが使える」「充電ができる」などの理由で、犯罪者もたむろしています。
安心感からか、どうしても自国のアップルストアのようにリラックスしてしまいがち。
スーツケース丸ごと無くなったなんて話も聞くので、お気をつけください。
④ホテルの部屋に貴重品はNG

不必要な荷物はホテルの部屋において、貴重品はセーフティーボックスに入れて、観光へ。
日本では考えられませんが、それを盗まれることも。
実は私もロンドンの滞在先で、鍵をしていたのに、MacBook Airと時計を盗まれました…
その時の話も【ロンドンで盗難】ホステルでMacBook(パソコン)を盗まれ、警察に被害届に行くと衝撃だった…に書いています。。
この場合の犯人は、ホテルの従業員やお掃除さんが犯人の場合が多いです。
それなのに、手元に戻ってくる確率はほぼゼロ。
こちらも、言葉の不自由な日本人は泣き寝入りすることも多く、カモになる可能性も高いです。

ヨーロッパにいると、持っててもセーフティーボックスでも盗まれるなら、もうどうしたらいいんだよー!と何回も思います(笑)
対策としては、ベタですがやはり盗難防止のパスポートケースを使用すること。
▶︎楽天で商品を見る
ヨーロッパではセキュリティポーチは絶対必要。
ダサいからいらないと思っていましたが、のちに本気で探し回りました。。
周りの友人も、みんな使用してたほど。
セキュリティポーチはAmazonや楽天で検索すると色々出てきます。
私は日本で購入しておかなかったことを、のちに深く後悔しました…
値段も安いので、必ず用意していきましょう。
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ちなみに盗まれたPCですが、運よく私はエポスカードに無料付帯していた海外旅行保険のおかげで新しいものを買い直すことができました!
クレジットカードを持つだけで、勝手に無料で海外旅行保険が付帯しているものは、作っておく手はありません。(私は本当に感謝してます…!)
現金は盗まれた場合戻ってきませんが、カードは止めることが可能なので、防犯面でもオススメです。
保険に関しては、記事の最後に詳しく書いてます。
⑤大麻(マリファナ)が合法

スペインは大麻が合法です。
しかし、全面的に合法ではありません。
正確には嗜好品としての使用・所持・栽培はOK
公共の場での販売や使用は認められていません。
=旅行者の使用は禁止です!
しかし実際のところ、街中ではしょっちゅうマリファナ(大麻)の匂いがしますし、警察も特に気に留めていません。
バルセロナでは高級コスメ店でさえ、入り口を大麻でディズプレイするくらいです…
詳しくは【合法な国も】日本では考えられない、海外の大麻事情【CBDオイル】にまとめています。
⑥コーヒーショップに注意
バルセロナの街を歩いていると、「コーヒーショップ、コーヒーショップ」といって話しかけてくる(一方的に言ってる)人をよく見かけます。
実はこの「コーヒーショップ」はコーヒーが飲めるカフェではなく、大麻(マリファナ)が吸える場所のこと。
オランダもアムステルダムには合法的にマリファナが吸える「コーヒーショップ」というお店があり、そこから来た誘い文句だと思われます。
【オランダ珍スポット】
大麻が合法のアムステルダムには、なんと「大麻博物館」が!!入場料8ユーロ(約962円)でステッカーなどのお土産付きけど中は意外と(?)真面目な博物館で、麻の歴史などを知る事ができますフォトスポットもあって、思った以上に楽しめましたhttps://t.co/3Tfn3sqBi4 pic.twitter.com/6Q6fhJAjc4
— あっこぷ【Akkop Station】NZ (@kusano_akiko) November 29, 2019
スペインでは「公共の場での販売や使用は認められていない」ため、違法なのでご注意を。
そして、本当のコーヒー飲める場所だと間違えて行かないようにもご注意を。
⑦グラブ帰りの若者がめんどくさい

バルセロナは他のヨーロッパ諸国に比べて物価が安く、大麻が合法ということもあり、ヨーロッパ中の若者がはっちゃけにくる場所としても有名。
そして、有名DJがプレイしにくるクラブのある地区(旧市街のボルン地区など)は、夜中めっちゃうるさい。
イメージとしては、金曜夜の歌舞伎町や渋谷のセンター街のもっとヤバくなったバージョンみたいな感じ。
酔っ払ってるだけならまだしも、これにドラックや大麻も一緒にキメるのがヨーロッパの若者達。
絡まれたら、さっさと避けるのが正解です。
⑧物乞いがアグレッシブ

日本でも見かけるホームレス。
しかし、バルセロナのホームレスさん達はちょっと違います。
というのも、とってもアグレッシブなんです!
なんと自ら「お金ください」と集金に回ってきます!(笑)
特に、主要観光地のテラス席に座ると、かなりの確率で集金に遭遇。
けれど、彼らは1人1人に時間はかけません。
「No,No」と言えば、素直に次の人のところにいってくれることがほとんどです。
⑨大麻代金をせびられたら逃げる

ちなみに厄介なホームレスのパターンも。
それは「大麻代金をせびってくるパターン」
信じられないかもしれませんが、これがバルセロナでは意外と多かったです。
パターンとしては大体がヒッピーっぽい若者。
直接声をかけてくる場合もあれば「大麻代くれ」と買いたボードを持って座っている場合も。
こちらの場合はちょっと注意。
正常では無い場合があるので、しつこく話しかけてくるようであれば、その場をすぐに立ち去るようにしましょう。
⑩ラバル地区には近寄らない
ちなみに、バルセロナで一番治安の悪い場所は「ラバル地区」
元々は中国人が多く住んでいたことで「チーノ地区(中国人街)」とも呼ばれていた地域です。
この地区は、バルセロナで人気の観光スポット「ボケリア市場」からモンジュイック城へ向かうケーブルカーの「パラ・レル駅」への道のりにあります。
雰囲気がガラッと変わるので、歩いていると気がつくはずですが、お気をつけください。
ラバル地区の様子は動画で撮影しました。
【動画】【スペイン】バルセロナで一番治安の悪い「ラバル地区」はガチでやばかった
最近は、ラバル地区にもおしゃれなカフェや雑貨屋などもオープンしはじめ、少しづつ街の雰囲気が変わってきているそうです。
しかし、用がなければ近づかないほうが無難です。
【対処法】保険に入ろう

ヨーロッパ旅行をしてしみじみ感じたのが、海外旅行保険の大切さ。
私も今までは「私は大丈夫」という謎の自信があり、保険に加入したことはありませんでした。
しかし、今回ロンドンでのスリ被害とパソコンを盗まれた経験から、保険の大切さを身にしみて体感しました…
なので、海外旅行保険には必ず加入するようにしましょう!
保険会社で加入する
海外旅行保険は、オンラインで手続きすることができます。
日本出発後も加入可能ですが、その場合は飛行機や空港でのトラブルがカバーされないので注意です。(実際、このトラブルが一番多いです)
保険会社と補償内容によって変わりますが、平均1ヶ月1万円前後といったところでしょうか。
ちなみに保険会社は海外旅行保険のAIGが有名。
周りでも利用している人が多い会社で安心です。
留学やワーホリにもカバーする保険プランもあるので、ぜひチェックしてみてください。
海外旅行保険では歯科診療だけは追加料金の場合がほとんど。
海外で虫歯になったらとても悲惨…
虫歯は必ず直してから渡航しましょう。
詳しくは【歯医者が10万!?】イギリスで虫歯が痛くなった時の対処法|無保険の場合は?にまとめています。
90日以内ならクレカ保険も
私が一番おすすめなのはクレジットカードに自動付帯する海外旅行保険。
カードによっては、年会費が永久無料のところもあり、実質保険料が無料。
起こるかどうかなんてわからない事故のために、お金は払えない!という人にもぴったり。
私が普段から愛用しているエポスカードも年会費が永久無料。
海外旅行保険自動付帯はもちろんのこと、ゴールド、プラチナとランクアップすれば、プライオリティパスという海外の空港ラウンジを無料で利用できるカードもGETできるので、とてもオススメです!
特にイギリスの空港ラウンジは豪華で有名!
【プライオリティパス】エディンバラ空港2つのラウンジ訪問レポでも紹介しているので、ぜひ読んでみてください!
最後に|合わせて読みたい

以上、私が実際バルセロナを訪れて感じた10個のことでしたが、いかがでしたでしょうか。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
海外旅行は事前の情報収拾がトラブル回避に有効!。
お土産やさんでの注意は【ぼったくりに注意】海外で損しない!お土産を安く買う”裏技”公開します!にまとめたので、ぜひ合わせて読んでくださいね!
バルセロナでで大人気のボケリア市場の買い物のコツは【スペイン旅行】ボケリア市場で私が食べたもの&お得に買い物するコツを紹介!にまとめたので、こちらもチェックしてね!
私がいつもBooking.com、Agoda、
Hotels.comの3種類で情報収拾しています!
【Booking.com】
レビュー量が圧倒的に多い。
地図検索もわかりやすいです。
セキュリティ面に少し不安があるので、検索のみの利用で、予約はあまり行いません。
【Agoda】
上質なホテルが多く掲載。
Booking.comに比べるとホステル掲載数少なめ。
私は、主にレビューを見たいときに利用します。
【Hotels.com】(オススメ)
料金が一番安いことが多い。
ちなみに、Hotels.comとExpediaは母体が同じなので、Expediaはチェックしません。
10泊泊まると10泊分の宿泊料金を平均し、10で割った金額分が割引される(実質1泊無料)のでかなりお得!
基本はBooking.comで検索&レビューチェック→Hotels.comで宿泊予約というパターンがほとんどです。
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