11/15(金)に発売された、ポケモンの完全新作「ポケットモンスター ソード・シールド(剣盾)」
ポケモンの舞台はシリーズ毎に実在する場所からインスパイヤされており、今回の冒険の舞台「ガラル地方」はイギリスがモチーフという噂を聞きつけた私。
それがきっかけで初めてみたら、予想以上にイギリスっぽさ満載でどハマりしました!
ガラル地方全てのジムリーダーを制覇したので、今までのシーンで「イギリスっぽいなー」と思うシーンを写真で比べていきたいと思います。
【ポケモン剣盾】シュートシティ VS ロンドンを写真で比較してみたも合わせてご覧ください。
【ポケモン剣盾】シュートシティVSロンドンを写真で比較してみた【ソード シールド】https://t.co/J1HEKaYm4K
イギリスが舞台な新作ポケモンでまるっきりロンドンな街が出てきて興奮中ピカデリーサーカスにシャードやロンドンアイまで景色に気を取られてゲームが進みません#ポケモン剣盾 pic.twitter.com/JLyyksztem
— あっこぷ|akkop.net (@kusano_akiko) December 1, 2019
【この記事の内容一覧】
ポケモン新作の「ガラル地方」
まずはガラル地方とイギリスの地形を比べてみましょう。
左がガラル地方、右がイギリス南北逆さまの図。
確かに似てる!
南北逆さまにすることで、最終的にロンドンにたどり着く形なのもオツ!
では、実際にプレイして出てきたシーンと、私がイギリスで撮影した写真を比べて行きます。
電車(地下鉄)がロンドンそのまま
今作は鉄道発祥の地イギリスが舞台ということもあってか、電車が多く出てきます。
そしてプレイして一番感動したのも電車。
精巧に作り込まれており、電車好きからするとたまらないの一言!
まずはガラル地方にあるナックルシティの駅から。
駅舎のロゴに注目すると、ロンドン地下鉄のロゴとそっくり!
筆者撮影:ロンドン地下鉄のサイン
レンガ作りなホームも、ロンドンの地下鉄を連想させます。
電車オタクな私は、これを見ただけでも買って良かったと心から思いました(笑)
続いて、駅の中の様子がこちら。
煉瓦造りの建物と近未来的な改札口。
まさに「ザ・ロンドン」の地下鉄駅構内!
筆者撮影:ロンドンの「ベイカーストリート駅」構内
窓がアーチ状なところもそっくり。
ポケモンの世界でロンドン旅行気分です!
駅構内にたくさんのショップがある様子は、ロンドンのビクトリア駅に似ています(写真がないのが残念)
駅員さんの服までロンドンっぽい。
そして駅構内に葉っぱが舞い散っているところがとってもリアル!
ロンドン地下鉄内って冷暖房も一切なく、外からの風がビュンビュン入り、雨ざらしになっていたりと結構ワイルド。
そのうえ掃除が追いつかず、葉っぱだらけだったりするんですよ(笑)
詳しくは【猛暑で熱中症多発!】ロンドン地下鉄は冷房がない!困り果てたロンドン交通局がとった行動がすごい…にまとめています。
スコットレイルが登場!
続いてはジムチャレンジを終えた後に、ナックルシティより電車に乗って移動するシーン。
この車内がスコットランドのグラスゴーからエジンバラ間のスコットレイルの車内にそっくり!
ポケモン内のナックルシティに向かう電車内。
グラスゴーからエジンバラに向かうスコットレイルの車内。
ポールが黄色なところ、座席が青いところなど、まるっきり一緒!
特にこの黄色のポールは特徴的なので、ゲームをプレイしていてすぐにピンときました。
ちなみに「ナックルシティ」自体が、個人的にはスコットランドのエジンバラに似ている印象。
スコットレイルの車内に似ていると…やはり辻褄が合います!
スコットレイル車内の様子とエジンバラの様子もYouTubeにあげています。
まずはスコットレイルの様子。
【動画】【ヨーロッパ電車の旅】スコットレイルでグラスゴーからエジンバラ
続いてエジンバラ駅構内の様子。
車内について詳しくは【ヨーロッパ鉄道の旅】グラスゴーからエジンバラまでスコットレイル乗車記に書いてます。
ナックルシティはエジンバラ?
スコットランドのエジンバラは、ハリーポッターの作者J.K.ローリングが作品を書き上げた街としても有名。
エジンバラ城はホグワーツ城のモデルと言われています。
街の雰囲気はこんな感じ。
【動画】【スコットランド旅行】エジンバラの世界遺産|旧市街を歩く
そしてこちらが「ナックルシティ」
石畳な街並みと全体的に重厚感ある感じがナックルシティにそっくり。
石が少し黒いところも明らかに意識されているのが伺えます。
エジンバラの建物は塔が多いのですが、ナックルシティも塔だらけ。
比べれば比べるほど似ています。
そして全体的に曇りがちの天気もエジンバラっぽい。
インスパイヤされたことは間違い無いでしょう。
エジンバラについて詳しくは【世界遺産】見所たくさん!ハリポタの生まれた街《エジンバラ》インスタ映え街歩きまとめています。
エジンバラは、幽霊が出る街としても有名。
その由縁は【ペストが蔓延したエジンバラの末路】生き埋めにされた人々と死神と呼ばれたペスト医師の話に書いたので、合わせてどうぞ。
夜中に街を歩いた動画も興味があれば…
\記事更新しました/
【ペストが蔓延したエジンバラの末路】生き埋めにされた人々と死神と呼ばれたペスト医師の話https://t.co/79m4ZQv8ot
エジンバラ観光の際に必須な17世紀のペストの歴史を書きました✍️
新型コロナウイルスが蔓延する現代と共通することも多く、色々と考えさせられます pic.twitter.com/PsWOyiR9eE
— あっこぷ|akkop.net (@kusano_akiko) April 10, 2020
ポストがそっくり!
街を歩いても、随所にイギリスらしさがチラリ。
エンジシティで見つけたポストはまさにイギリスのポスト。
下の部分が黒いのも、まるっきり一緒です。
芸の細かさに感動!
いちいち色々発見してしまい、ゲームがなかなか先に進みません(笑)
ちなみにヨーロッパのポストは黄色がデフォルトなのをご存知ですか?
日本のポストが赤いのは、郵政発足時にイギリスを見本にしたからなんだそう。
赤いポストに見慣れているのであまり違和感ありませんが、海外のユーザーからすると、こういうところも「イギリスだ!」と萌えるポイントなのだと思います。
黄色いポストについては【スペイン】びっくり!バルセロナのポストはまさかの黄色だった!も合わせてどうぞ。
ノッティングヒルのマーケット!
海の街「バウタウン」のマーケットは、ロンドンのノッティングヒルで似た写真が撮れました。
まさに「同じ場所じゃないか!?」という写真が撮れました!
影になっている旗が、さらにそっくりな雰囲気を醸し出しています。
ちなみにイギリスでは屋台のことを「ストール」と言い、週末は各地でマーケットが開かれます。
マーケットの様子はポートベローマーケットは土曜日がおすすめ!アンティークコインも発見!をご覧ください。
「バウタウン」はブライトン?
同じく、海の街「バウタウン」
ロンドンから電車で南に1時間ほどの街「ブライトン」と雰囲気が似ています。
ブライトンビーチはロンドンから気軽に行ける、ビーチタウン。
リゾート気分が味わえる、おすすめの街です。
詳しくは【ブライトン観光】ロンドンから日帰りで行けるリゾート!海沿いのんびり街歩きへ!
キクルスタウンはバース
温泉の街「キクルスタウン」
ここは、どう見てもバース。
温泉の街というコンセプトの時点で、誰がどう見てもバースが元ネタです。
柱の感じも、全く一緒!
似てるというより模写ですね。
聖地巡礼した時に、同じ構図で写真を撮ると楽しいかも。
所々に「イギリス」っぽさ満載
ここまで写真で比較をしてきましたが、ご覧の通りイギリスの街をテーマにしていることは明らか。
ちなみに建物の外観だけでなく、室内や人々までも「イギリスらしさ」が満天。
いちいち発見し嬉しくなってしまいます。
例えば、お家の中に入ってみると…
まず見つけたのがセントラルヒーティング。
日本で「オイルヒーター」と呼ばれるものが設置されています。
日本ではあまり見かけませんが、イギリスではどの家庭にもある一般的なもの。
わざわざセントラルヒーティングを設置するなんて、芸が細かい!
外を歩くと遭遇する「ジェントルマン」さん。
山高帽子にスティック傘というステレオタイプなイギリス人です。
ちなみにジェントルマンは初期から登場するけど、今作が一番しっくりきますね。
流石に「バグパイプマン」は出てこなくて残念と思っていたら、ガラル地方のワイルドエリアでは、バグパイプの音色のスコットランド風音楽が聞けます。
筆者撮影:スコットランドにて
これにはさすがに嬉しくなってしまい、しばらくワイルドエリアから出られなくなってしまいました…
まぁ、経験値稼ぐためもありますが(笑)
エール団はUKロックがモチーフ
ポケモンシリーズには欠かせない、悪者軍団。
今回登場する「エール団」はパンク風なスタイルで、UKロックからインスパイヤされたものだと思われます。
ちなみに英語版でエール団は”Team Yell(チーム・エール)”
響がかっこよく、悪者っぽくないですね(笑)
ちなみに英語でプレイすると、よりイギリス感が増すのでオススメです。
英語の勉強にもなって◎
英国ではSwitch販売台数が増加
そのほか「ワイルドエリア」には「ストーンズ平原」というストーンヘンジらしき場所やコッツウォルズを思わせるのどかな田舎町が出てきたり、イギリス好きにはたまらない内容となっています。
「なんとなくイギリスっぽい」ではなく「がっつりとイギリス」なことが海外ユーザー心を掴み、特に英国でのNintendo Switchの発売台数が急激に増えたんだとか。
イギリスが舞台でイギリスで好調な売れ行きだと、認めてもらえた気になりなんだか嬉しいですね。
任天堂関係者でもなんでもなありませんが(笑)
最後に|合わせて読みたい
以上「イギリスとポケモン ソード・シールド(剣盾)「ガラル地方」を比べてみた」でした。
ポケモン好きだけでなくイギリス好きな人にもたまらない内容になっているので、普段ゲームしないという方もハマってしまうのでは。
実際に私は小学生ぶりにゲームをし、なんと徹夜でプレイしてしまいました(笑)
まだまだ海外に気軽に行くことができない今、ポケモンでイギリス旅行はいかがでしょうか。
この記事を書いた後、さらにプレイを進めていくと、ロンドンらしき街にたどり着きました!
詳しくは【ポケモン剣盾】シュートシティが丸っきりロンドンなので写真で比較してみたにまとめたので、合わせてどうぞ。