ロンドンではクーラーがある家がの方が珍しい。
夏場の最高気温が25℃と涼しいので、そもそも必要がないのでしょう。
そのため、夏でも夜は羽織物が必要な日があると聞いていたので、超寒がりな私は、万全の対策で渡英。
しかし、ロンドン到着後に発した一言目がこれ
「暑い!!!」
どうやらその年、異常なまでの猛暑だったよう!
【この記事の内容一覧】
史上2番目の猛暑だったロンドン
BBCニュースによると、2019年のロンドンは、歴史的な猛暑に見舞われ、なんと38.2度という史上2番目の暑さを記録したとのこと。
38.2度って…日本でもあまりない気温!
さらに酷かったのが、ロンドンから目と鼻の距離にある、フランスのパリ。
なんとなんと、最高気温45度(!)を記録する猛暑日が!
ちなみにパリの真夏の最高気温も25度。
この年は日本も猛暑。
個人的には「日本と変わんないじゃん!暑い!」と言った感じでしたが、パリ市民からしたら、想像を絶する暑さだったに違いありません…
暑さで鉄道トラブル多発
猛暑による影響で、一番トラブルが多かったのが鉄道。
暑さの影響で、なんと鉄道架線が損傷。
運行中止や延着が多発し、駅では、足止めされた乗客でごった返し、大変なことになったそう。
鉄道各社は異例の「鉄道の利用を控えるように」とアナウンスを出す事態にまで発展。
暑い上、人多いなんて…もう地獄です。
冷房のないロンドン地下鉄
そんな猛暑の中、さらに最悪だったのがロンドン地下鉄。
実はロンドン地下鉄には冷房がついていません(!)
想像してみてください、冷房のないプラットホーム、冷房のない地下鉄車内…
もう、地獄です(二回目)
ロンドン地下鉄のびっくり!については【こんなに違うの!?】在住者も頷く、ロンドンの地下鉄あるある”11選”にまとめています。
熱中症で死亡する人まで!
日本では毎年、猛暑による熱中症で死亡する事故が多発しています。
そのため、小まめな水分補給や、夜寝る際はクーラーをつけることは夏の常識。
しかし、夏の最高気温が25度のロンドンでは、家にクーラーがある家の方がまれ。
そもそも「熱中症対策」なんて概念がありません。
そんな中、サウナのような地下鉄では熱中症になる人が続出。
死者が出る事態にまで発展!
困り果てたロンドン交通局の行動
ロンドン地下鉄のラッシュ時は、東京と同じくらい激混み。
凄まじい暑さにより、熱中症になる人が後を絶たず、社会問題にまで発展!
困り果てたロンドン交通局がとった行動は…
「水を持ち歩きましょう」の看板を出すこと!(笑)
クーラーをいますぐ設置できるはずもなく、でもなんとかしなければならない!という、ロンドン交通局の苦し紛れ感が伝わってきます…
我々日本人からしたら、なんて当たり前のことを…と言ったところ。
しかし、熱中症を知らないロンドン市民にとっては、この看板でさえ助けになったのかもしれません。
地上鉄道は冷房車あり
ちなみに、同じ電車でもOverground(地上鉄道)は2007年に開業した新しい鉄道ということもあり、車内は冷房完備。
しかし、主に郊外しか走っていないので、通勤にはあまり関係がありませんが…
ちなみに、同じイギリスでも北部のスコットランドは、真夏でもなんと最高気温13度!
夜はなんと5度(!)と極寒で、寒すぎて冬季うつに陥ったほど…
その時のお話は【スコットランドの気温】真夏のエジンバラが寒すぎて冬季うつになった話に書いたので、合わせて読んでね!
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