【ロンドンの交通手段】オーバーグラウンド(Overground)って?地下鉄と何が違うの?

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ロンドンには地下鉄(Underground)とは別に、地上鉄道(Overground)があるのをご存知ですか?

ロゴも車体も似てるのに、実は地下鉄と違う鉄道。

色々と利用方法が違い、びっくりしたことも!

今回は、地下鉄に乗りたいがために、ロンドンに来た(と言っても過言ではない)地下鉄オタクの私が、ロンドンのOvergroundを徹底解説します!

ロゴマークは同じだけど…?

世界で初めて地下鉄を開通させたロンドン。

正式名称は「London Underground(アンダーグラウンド)」ですが、円筒のトンネル(チューブ)から出てくる列車の様子から、愛称で「Tube(チューブ)」とも呼ばれています。

\ロゴはコレ!/

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ロゴマークはアイコニックなデザインで、お土産品にも人気です。

しかし、とある駅でこんなロゴを見かけました。

地下鉄のロゴですが、よく見ると…あれ?

Underground」ではなく「Overground」と書いてある…?

実はロンドンには「Underground(地下鉄)」の他に「Overground(地上鉄道)」があるんです!

オーバーグラウンドとは?

London Overground(ロンドン オーバーグラウンド)“とは、2007年に開業したロンドンの鉄道。

主に、ロンドン郊外の地上を走ることから「地下」を意味するundergroundに対して「地上」を意味して命名されました。

親会社は地下鉄と同じ、ロンドン交通局(Transport for London:通称TfL)ですが、実際の運営は委託された民間企業(維持はネットワークレール)が行っており、実質的には別物とされています。

こちらがオーバーグランドの列車。

地下鉄の車体が進化したようなイメージです!

ちなみにロンドン地下鉄については【イギリス】電車好き女子がロンドン地下鉄に初めて乗った時の話に詳しく書いているので、合わせて読んでね!

【イギリス】電車好き女子がロンドン地下鉄に初めて乗った時の話

2020-07-15

地下鉄の地上走行とは別

ちなみに、ロンドン地下鉄(Underground)も、郊外では地上走行になる区間が多いです。(主にZONE3以降によくみられます)

しかし、これはあくまで「Undergroundの地上走行区間」であり、Overgroundとは関係がないので、ちょっとややこしい

ちなみに、Overgroundは他の鉄道路線と相互乗り入れしている場合があります。

確認せず乗り込むと、違う路線を走っている…!?なんて場合があるので注意!

ロンドンの交通システムも東京並みにわかりずらい

バリアフリーも完備

ロンドン地下鉄は歴史ある故に弊害も多いです。

一番問題となっているのがバリアフリー

お年寄りや、体の不自由な人はもちろんですが、旅行者にとっても、思いスーツケースを自力で持ち上げならないのでとても不便

その点も、オーバーグラウンドは新しい路線ということもあり、バリアフリー対応駅がほとんど

\しかし!/

私が利用した駅は、なぜか非対応の駅ばかり!

引越しの際に利用し、階段しかなく大変な思いをしました…(笑)

冷房も完備!

オーバーグラウンドの車内の様子です。

2007年と新しい路線のため、車内も大きく、ピカピカ綺麗で近代的

マッチ箱のように狭い地下鉄と比べると、びっくりの広さ!

そして、オーバーグランドの車内は冷房完備

ロンドン市民にとっては、画期的な出来事だったようです。

というのも、ロンドンの地下鉄は冷房がついていません(!)

そもそも、夏場の平均気温が25℃のロンドン。

家に冷房がない家も多く、夏でも夜は羽織物が必要な日があるほどですが、地球温暖化の影響で、年々気温が上昇。

特に、2019年の夏は猛暑で40℃近い気温を記録した日もあり、サウナのような地下鉄では熱中症になる人が続出

死者が出る事態にも発展したとか!

関連記事

困り果てたロンドン交通局がとった行動は…

次回更新するので、お楽しみに。

オイスターカード利用可能

オーバーグランドではオイスターカード(日本のSuicaのようなICカード)が利用可能です。

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地下鉄と同じZONE制になっており、デイリーキャップ(1日の利用料金がある一定額に到達したら、それ以降いくら利用しても料金はかからないという制度)も採用しているので安心です。

しかし!オーバーグラウンド利用時は、忘れてはならないことがあります。

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改札のない駅が多い

オーバーグランドと地下鉄の一番の違いは改札。

郊外を走る路線ということもあり、利用者の少ない駅は無人駅も多く、改札のない駅も多いです。

その際、忘れてはいけないのが、入場時に自分でオイスターカードをICパネルにタッチさせること

この入場記録がないと、下車時に改札を通ることができません。

ちなみに、降りる駅も無人駅の場合は、タッチを忘れてしまいがちですが、これを忘れると一日最大料金が加算されてしまいます。

ちなみに、無賃乗車(キセル)£80(約1万1000円)のペナルティが課せられます。

入場時のタッチ忘れも、この扱いになってしまうのでご注意を!

注意

実際、無賃乗車をしている人はたくさん見かけるのが現状(治安の悪い場所は特に…)

しかし、私服でのパトロールも行われていて、捕まっている人もたまに見かけます。

見つかると色々と大変です。なのでICカードは必ず通しましょう

扉は自動で開かない

ロンドン地下鉄(underground)では、電車が到着したら自動で扉が開きます。

しかし、オーバーグラウンドでは、扉は自動で開かず、乗り込む扉のドアを自分で開閉する必要があります

開閉の方法は、扉の横にある丸いボタンを押すだけ。

筆者は最初、この方法を知らず、おかげで電車に乗り遅れかけたので、皆さんもご注意を(笑)

最後に|合わせて読みたい

以上!ロンドンのOvergroundについてでした!

Overgroundは地上走行なので、景色が楽しめて個人的にはお気に入り

主に郊外を走る電車なので、利用する機会は少ないかもしれませんが、機会があればぜひ利用してみてください。

ロンドン地下鉄については【こんなに違うの!?】在住者も頷く、ロンドンの地下鉄あるある”11選”にもまとめたので、合わせて読んでみてくださいね!

【こんなに違うの!?】在住者も頷く、ロンドンの地下鉄あるある”11選”

2020-08-07

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2020-02-24
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ABOUTこの記事をかいた人

Akia Ora Media代表、ライター、コラムニスト。WEBメディア「ニュージーランドのまるごと」運営・編集長。オークランドと東京の二拠点生活。暮らすように旅をする「旅留学」の提案者。

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ミニマリストに目覚め、エシカルな生活を実践中。根っからの乗り物(駅・空港)オタク。

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