エジンバラ・ウェイバリー駅(Edinburgh Waverley station)はスコットランドのエジンバラにあるターミナル駅。
乗降者数は、スコットランド国内ではグラスゴーセントラル駅についで第二位で、年間2200万人の利用があります。
広さはイギリス国内ではロンドンの「ウォータールー駅(Waterloo station)」についで、第二位と巨大な面積を誇ります。
【この記事の内容一覧】
グラスゴーから到着
エジンバラのターミナル駅ということで、様々な列車が乗り入れていますが、中でもスコットランドの鉄道会社「スコットレイル(ScotRail)」がメインで運行を行っています。
グラスゴーからエジンバラ間は、毎時4本のピストン運転行っている中心路線で、両駅間を50分間で結び、料金も約2000円と安くて便利。
かくなる私も、グラスゴーからはスコットレイルに乗ってエジンバラ ウェイバリー駅に到着しました。
乗車時の様子は【ヨーロッパ鉄道の旅】グラスゴーからエジンバラまでスコットレイル乗車記に書いています。
私が最初に降り立ったのがこの地点。
出口を目指して歩いていきます。
人の流れに着いていくと、なぜか改札を通らずに外に出れてしまいました。
あれ?良いのかなぁ?と思いつつ、キセルしてるわけでもないので堂々と退出。
駅を探索して後々わかったのですが、どうやらグラスゴーからの到着ホームだけが特殊構造だった模様。
メイン路線だから、簡略化しているのかもしれません。
便利でわかりやすい立地
エジンバラ・ウェイバリー駅は旧市街と新市街のちょうど中心にある駅で、どこに行くにもアクセスが良い立地。
ただ注意しないといけないのが、エジンバラは高低差のある地形であり、駅はちょうど崖の下の一番低い部分に位置しているということ。
グーグルマップだと平面で地形まで読み取れず、地図上ではすぐそこだったホステルまでの道のりで大変な目にあったので、皆さんもお気をつけて…
\記事更新しました/✍️
世界遺産のエジンバラ旧市街で大変な思いをした話【グーグルマップに騙される】https://t.co/Zrg4sSM0eL
崖の上に街がある、特異なロケーションのエジンバラ旧市街
駅からアクセスのよいホステル見つけたので、スーツケースと共に歩いて向かったら、悲劇が起きました笑 pic.twitter.com/5YzFpBJr2Y
— あっこぷ|akkop.net (@kusano_akiko) April 25, 2020
崖下にある駅
崖下にある駅ということで、プラットホームに行くには、連絡通路より階段を下る必要があります。
そのため、駅構内を見渡すことができて楽しいです。
屋根は一面ガラス張りなので、とても開放感があります。
イギリスの駅はグラスゴー駅しかり、ガラス張りが多いです。
【関連記事】【でかい】スコットランド最大の駅!グラスゴー・セントラル駅に行ってきた
停車中の電車を上から見渡せるのは迫力があります。
歴史を残してリノベーション
日本だと、駅が老朽化すると、丸っと建て替えることがほとんどですが、「古いものほど価値がある」とされているヨーロッパでは、なるべくイメージは残したまま、リノベしている建物をよく見かけます。
駅の待合室的も古い雰囲気が残されていますが、よく見るとバーガーキングが入店しているのがミスマッチで面白いですね。
中でも注目なのが天井。
細かく精巧なデザインで、まるで美術館にいるような気分。
待合室はチケット販売所や案内所も兼ねています。
ただチケットは窓口で買うとかなり割高。
ネットで買うのが一番です。
改札周辺は売店も
ターミナル駅ということで、お店もちらほら。
イギリスの大手ドラッグストアチェーンのブーツ(Boots)は日本でいう、マツモトキヨシ的なお店。
ちょっとしたスナックや、ペットボトル飲料なんかも安いです。
これまたイギリスの大手サンドウィッチチェーン店、プレタ・マンジェ(PRET A MANGER)
街を歩くとよく見かける、イギリスのスタバ的存在。。
軽食やコーヒーが販売されていて、イートインもあります。
私もこちらでランチにミネストローネとスモークサーモンのサラダをいただきました。
これで10ポンド(約1336円)くらい。
キオスク的なお店にはスナックやマガジンなどが並び、旅行気分満点。
ターミナル駅だと必ずお花が販売されているのもイギリスあるある。
こちらはマークス&スペンサー(M&S)というイギリスの成城石井的なスーパー。
プリミール(そのまま食べられる、お弁当的な食事)が販売されていて、コンビニ感覚で利用されています。そんなお店でも店先にお花が販売されてるのがイギリスっぽい。
実際、お出迎えに花束を抱えている人をちらほら見かけました。
スコットランドで感じたのが、ターミナル駅では必ず花が販売されてるということ
店先にあると、駅も華やかな印象に
久しぶりに会う待ち人に渡すのかな?なんて想像が膨らみます…
お花を渡す習慣って素敵ですよね
グラスゴーからエジンバラまで電車の旅Vlog→https://t.co/PWNm93UOu0 pic.twitter.com/QdEzzWtLSP
— あっこぷ|akkop.net (@kusano_akiko) March 22, 2020
そしてやはり、ちゃんと改札がありました。
グラスゴーからの到着プラットホームからは想像できないほどしっかりした改札口です。
イギリスあるあるの電光掲示板
改札の上にズラーっと電光掲示板が並んでいるのが、イギリスの鉄道あるある。
1分刻み、はたまた同時刻に列車が発車したりと、大忙し。
さすがスコットランド第二位のターミナル駅です。
ロンドン行きの列車も発見。
16:52にプラットホーム9からロンドンのユーストン駅(Euston)に到着するようです。
よくみたら17:00にもロンドンのキングスクロス駅(Kings cross)に到着する便もあるよう。
キングスクロス駅とユーストン駅は歩いて5分くらいの距離感なので、ロンドン行きの列車は非常に充実しているようです。
私の場合は、電車で2時間を超える場合は、飛行機に乗る!と決めていたので、ロンドンまでの移動は飛行機にしましたが、ブリティッシュ・エアウェイズ利用で片道約15000円。
電車だと4時間30分ほどで、料金は変動制。
この記事を書いている頃は、だいたい80ポンド(約10700円)が平均でしたが、閑散期だと51ポンド(約6800円)の時期もあるよう。
空港までの移動時間も考えると、のんびり電車でも良かったのかなとも思います。
特にロンドンの空港から市内までが、場所によっては地味に遠いです。
ちなみにヨーロッパの鉄道料金は事前予約だと安いのと、窓口で買うとめちゃくちゃ高い(正規料金扱い)なので、当日乗車の場合でもネット予約をオススメします。
詳しくは【クーポン有】ヨーロッパ鉄道予約は”Omio”が便利!飛行機・バスも安い!に書いています。
最後に|YouTube動画はこちら
以上、エジンバラ・ウェイバリー駅の訪問記でした。
記事の内容はYouTubeでもアップしているので、ぜひ合わせてご覧ください。
ちなみに、このスモークサーモンのサラダは超お気に入りで、よく食べてました。
アボカドが丸っと入ってて、美味しいんです。