今までSIMの入れ替えもWiFiも借りずに海外に行ってた強者な私。
初めて「SIMカード」の入れ替えを試してみると、これがめっちゃ便利!
しかも驚くほど安い!
なぜ今まで行わなかったのか軽く後悔したほど。
というわけで今回は、SIMカードって何?と言う基本的なことから
- 私が購入したSIMカードの紹介
- ヨーロッパ各国での使用感
- 繋がりやすさや不具合の感想
などをまとめました。
メリットと同時にデメリットも書いたので
海外旅行や留学に携帯をどうしよう…?
と悩んでいる方は、ぜひ参考にどうぞ。
【この記事の内容一覧】
ヨーロッパ旅行はSIMを使用すべし
今回の私は、イギリスにプチ移住し、その間ヨーロッパ諸国にちょこちょこ旅に出るスタイル。
道に迷ったら死ぬかもしれない(?)と言う不安にかられ、Googleマップが必要だ!という理由でSIMの入れ替えを決意。
「ヨーロッパで使えるSIMカード」を探し、見つけたのがコレ。
Amazonで見つけたThree“Pay As You Go”
▶︎【Amazon】Three Pay As You GO 30日/データ12GB
結論から言うと、早く知っておけばよかった!と悔しい気持ちです。
ヨーロッパ旅行なら、このSIM一択です!
Threeとは?
Three(スリー)は、イギリスの大手携帯会社。
国内ではVodafone(懐かしい)に並ぶ最大手で、日本でいうドコモや、auみたいなポジション。
現地でも色々みた中で断然Threeがオススメ。
その理由をざっくり言うと
- 他と比べて料金が安い
- 利用できる国が多い
- 困った時のサポートが手厚い
- 日本でも買える(しかも安い)
などなど!
では、詳しくみていきましょう。
他と比べて料金が安い
一つめの理由が、他社比べて料金が安いこと。
他のキャリアの料金も見て回りましたが、Threeが圧倒的に安かったです。
日本は殆どの携帯が月額制ですが、ヨーロッパではプリペイドも同じくらいメジャー。
差し込めばすぐに使えてとにかく便利。
逆に月額でしか契約できない日本の方が、海外から見るとレアのよう。
そのプリペイドで圧倒的なシェアを得ているのが、このThreeのPay As You Go。
なんと12GB(1ヶ月有効)で約2200円!
当時の私は、日本で携帯代5GBで8000円くらい払っていました…
データを使い切るとTop up(チャージ)が必要ですが、ネット上ですぐ出来てとても簡単。
使いすぎの心配も無く安心です。
1ヶ月後はデータを買い足す(チャージする)ことで、同じSIMを使いづづけることが可能!
利用できる国が多い
2つ目の理由が、イギリス国内だけでなくヨーロッパの71カ国で追加料金なしで使用できること(12GB以上のプランを利用した場合)
フランスやスペインやイタリア、ドイツなど、主要国は大体はカバーしているので、ヨーロッパを周遊するのにとにかく便利。
他の携帯会社も同じく利用できますが、中でもThreeが一番使用できる国が多いです。
ちなみに、特に手続きなども必要なく、入国したら勝手に電波を繋げてくれます!
困った時のサポートが手厚い
大手キャリアということもあり、イギリスには街中にThreeの店舗がいっぱいあります。
特にロンドンでは、街を歩いているとよく見かけるので、困った時すぐ行くことができるのが便利。
実際私も何度かお世話になりました。
”Pay As You Go”は、観光客も多く利用しているようで、店員さんもトラブル等には慣れた様子でとても頼もしかったです!
イギリスでメインに使用するなら、圧倒的にThreeがオススメ!
日本でも買える(しかも安い)
しかもこのSIM、イギリスで買うより日本で買う方が安いんです。
1ヶ月12GBのプリペイドSIMで
日本のAmazon | 約2680円 |
イギリス(直営店) | £20(約3717円) |
※2023年12月現在、1ポンド185円計算
直営店より安い!(笑)
もちろん現地に到着してからも購入できますが、旅行で一番困るのは空港から市内へのアクセス。
購入しておいたら、飛行機降りた後にすぐに入れ替えできます。
差し込んでからがスタートなので、もし旅行が急遽キャンセルになっても、次回に使えて安心。
なので、個人的には日本で購入しておくことを強くオススメします。
ちなみにレンタルWiFiだと1日で800円とか取られたりするので、比べ物にならないくらい安いです。
私もAmazonで購入しましたが問題なく使えました!
現地に到着し焦らなくてもすむので、事前準備が安心です。
スペインとスコットランドの使用感
最初にSIMを入れ替えたのはスペインのバルセロナ
使ってみた感想はとにかくめちゃくちゃ繋がる!
一回も不便と思ったことはなく、とってもサクサク!取り立てて何の問題もありませんでした。
滞在していたホステルのWiFiの調子が多々悪い(混雑していた)ことがよくあったのですが、そんな時もSIMのデータ使用に切り替えるとすぐに繋がり、ノーストレスでした!
スコットランドでも特に問題なく使うことができました!
そもそもThreeはイギリスの会社なので、心配は無問題でした。
実は、入れ替え時にちょっとしたトラブルがあり、結局アップルストアにお世話になる羽目に…
すぐに解決しましたが、正直焦りました。。
注意点については【海外でSIMが繋がらない】iPhoneユーザーがSIMカード入れ替え時の注意点と解決法にまとめています。
その他ヨーロッパ諸国では?
他にも、ギリシャ・オランダ・ベルギーなどで使用しましたが、どの国でもサクサク快適に使用できました。
なぜか乗り継ぎのタイでも電波が入りましたが、Threeが繋がったのか、勝手にWiFiが繋がったのかは不明です。(一部アジアの国でも使えるとか?)
ギリシャの離島ミコノス島でも快適に使用できました!
ロンドンでの使用感
最後に、ロンドンでの感想です。
上に挙げた場所は旅行での滞在ですが、やはり住んで長く使用すると、少し思うことが出てきました。
というわけで、ここからはデメリットについてまとめます。
たまーに、繋がらない
たまに数分間ほど繋がらないことがあります。
たまにの頻度は体感で2〜3日に1回くらい。
しかもそういう時に限って、急いで乗り換え案内調べてたりするのでイラっ(笑)
そこまで支障をきたすほどではないので、許容範囲といったところ。
都市部で多かったので、多分混線が原因だと思います。
DMがちょっとうっとおしい
結構ダイレクトメールが来ます。
無視すればいいだけですが、2〜3日おきにテキストで来て、その度にピコン!と鳴るので、ちょっとめんどくさい。
こちらがそのテキストですが…
ご覧の通り、結構な頻度で届きます。
内容は、チャージを忘れないで!とか、何かのキャンペーンだったり。
以上、ちょっとしたデメリットについてでした。
圧倒的に便利さの方が勝つので、結論としては許容範囲です。
コラム:地下鉄では圏外
ロンドンの地下鉄(ホーム含む)では、圏外になります。
【イギリス🇬🇧あるある】
ロンドンの地下鉄は駅構内&車内で電波が無く、携帯が繋がりません📱長く乗っていると本当に暇で、今までいかに電車で携帯を触っていたか実感😓🚇
一番困るのが地図📍待ち合わせ場所確認できなくて困ることが多いです…
ロンドン地下鉄動画🇬🇧▶︎https://t.co/9QFB38fgJz pic.twitter.com/Ne1uvj7g0y
— あっこぷ|akkop.net【Blogger】 (@kusano_akiko) May 16, 2020
ただこれはThreeだけでなく、どの携帯会社でも。
日本の地下鉄では電波がビュンビュン飛んでるので、それに慣れていると結構辛い!電車乗ってる最中、何したらいいのかわからなくなります(笑)
地図を見れないと電車降りてからの待ち合わせ場所に困るため、せめてホームだけでも繋がって欲しい…
【2023年12月追記】
どうやら現在では地下鉄でも電波がつながるそうです!
WiFiレンタルかSIM入れ替えか?
ちなみに、WiFiのレンタルかSIMの購入かで迷っている方は、問答無料でSIMの入れ替えをオススメします!
30日も滞在しない方も、数日のレンタルWi-Fiより断然安いのでSIMを購入しちゃった方がお得。
最後に|合わせて読みたい
というわけで以上、ヨーロッパおすすめSIMカード”Three Pay As You Go“の使用レポでした!
SIMを入れ替えは手間取るかもしれませんが、一度入れ替えちゃうと本当に楽。
そしてコスパが抜群に良い。
どのSIMか迷っている方には、個人的にPay As You Goを強くおすすめします!
SIMの入れ替えは難しそうなイメージで抵抗がありますが、最初の一手間を乗り越えれば、後はとっても快適です!