いきなりビビらせるタイトルでごめんなさい。
タイトルの通り、ニュージーランド帰国の際に必要な、PCR検査を受けてきました。
そう、あの鼻の中に綿棒を突っ込んでグリグリやる、ニュースで海外の人がやってる姿をよく見るやつ。
そう、「痛い」と有名なあのやつです!
というわけで今回は、私のPCR検査がどんな感じだったのかをレポート。
検査を行なったクリニックも合わせて紹介するので、渡航予定のある方はぜひ参考にどうぞ。
【この記事の内容一覧】
出国72時間前までのPCR検査が必要
現在ニュージーランドでは厳しい渡航制限に加え、入国できた場合も政府指定の隔離施設(MIQ)への14日間の隔離(ワクチン接種者は7日間)が必要。
そのうえ隔離施設の予約が取れなくて、たくさんの人が入国待ちの状態が続いている状態。
私も数ヶ月待ち続けたところ、奇跡的なタイミングでMIQの予約がとれ、無事に帰国が決定したのもつかの間、ここがらが超大変。
飛行機のチケットを取ればすんなり入国できるわけでなく、様々な書類を集めないといけなくて、その中の一つがこの、PCRテストの陰性証明。
日本出国の72時間前までに受けなければならず、これがなければ入国はおろか、ニュージーランド航空に搭乗することすらできません。
ということで、否が応でも受けないといけないPCR検査。
もうほんと、変な世の中になったよなぁ。
PCR検査高すぎる問題
世界一厳しい入国制限を行なっている(と言っても過言ではない)ニュージーランドでは、PCR検査の検査内容も厳しいく、自宅でできる簡易検査や抗体検査は不可で、いわゆる最も厳しい「鼻咽頭ぬぐい」でなければいけません。
しかもこのPCR検査、とにかく高くて、1回で2万〜2万5000円くらいが平均価格。
成田空港で予約なしならなんと5万も取るらしい!ヒェ〜!
ちなみに、ニュージーランド航空は週に1度しか飛んでいないため、飛行機料金も殿様価格。
なんといつもの3倍以上(!)で、行くのやめようかと思ったほど。。
この時期の海外渡航はとにかくコストがかかりますね…
PCR検査クリニック乱立問題
ちなみに、現在PCR検査ができるクリニックは都内に乱立しており、ネットで検索すると山ほど出てくる。
それはいいことなのですが、実はニュージーランドで使える検査方法をしていないクリニックも多く、落とし穴がたくさん。
その上ややこしいのが、安く見せかけておきながら、陰性証明発行料が追加で5000円とかで、結局高い!なんてところも多く、もううんざり。
ちなみに、安いと思ったところはだいたいが「抗体検査」
安さにつられて間違えた方法で行ったら、入国ができない。
となると、全てのコストがパァ。
けど、なるべく安いところを探したい…!
そんなこんなで、ネットを徘徊。
ちなみに陰性証明は全文英語、パスポートナンバーを記載などの細かな規定があって、これもちゃんとしないとダメ。
今コロナにめちゃくちゃ神経尖らしているニュージーランドだから、ちょっとでも下手こいたらどうなるかわからないから恐ろしい。
TeCOTで見つけた最安値
そんな時、友人に教えてもらった「TeCOT(てこっと)」というサイトを思い出す。
TeCOTとは厚生労働省と経済産業省が運営するセンターで、ここに登録されているクリニックだと安心してPCRテスト受けられますよ、みたいなサイト。
いろんなサイトを見ていると、怪しいなというところも多かったので、ここに乗っているのならひとまず安心。
というわけで、現在仕事が立て込みまくっていることもあり、検索する時間さえも惜しいので、てこっとの中で探し、最安値な上、夜も遅くまで開いている「ONE CLINIC 恵比寿」というところに行くことに。
実は、別の友人が実際に利用し、オススメされて評判の良かった芝国際クリニックで予約は取っていたのですが、予約時間の都合が悪かったので、こちらはキャンセルしました。
ONE CLINIC恵比寿で予約
ワンクリニックのHPはシンプルで見やすく、UI/UX(言いたいだけ)も完璧。
完全予約制ですが、24時間ネット上で予約できるということで、ポチッと予約。
シンプルなので、迷うことはなく、すぐに予約完了。
ちなみに、この検査で陽性が出たら、本当に大変なことになるので、その後はお家で自主隔離。
10日間ほどは、スーパー、コンビニ、歯医者以外は出歩かず、なるべくお家でじっとお仕事してました。
恵比寿駅から5分くらい
さて、PCR検査当日。恵比寿駅に到着しました。
クリニックは駅の西口から徒歩5分程度。
あの有名な(?)恵比寿西一丁目の五差路の近くにあります。
代官山からも徒歩圏内。渋谷からでも歩ける距離。
あたりが暗かったこともありちょっと迷いつつ、ビルの1階の看板を発見。
早速入ってみます。
クリニックはシンプルでクリーン
エレベーターが開いたらすぐに受付。
白を基調にしたクリニックはとても清潔。
利用者は他に誰もおらず、どうやらバッティングしないように、予約をコントロールしているよう。
PCRテストの場ということもあり、神経質な人も多いですもんね。
10日間自主隔離していた身としても、嬉しい心遣い。
すぐに検査がスタート
注意事項を読み同意書にサインをしたら、すぐに検査室への案内が。
と現れた先生が…とってもイケメン!
このお方、なんと院長先生とのこと。
PCRテストなのか、院長先生なのか、どちらなのにかわからない、謎の緊張感が走ります(笑)
写真を撮らせてくださいとお伝えしたら快く了承。
というわけでここからは、写真多めでお送りします。
PCR検査は「鼻咽頭ぬぐい」
ニュージーランドで必要なPCR検査方法は鼻咽頭ぬぐい(Nasopharyngeal Swab)
先生が検査キットを持ってきてくれました。
「この綿棒を鼻に入れます」
テレビで見るイギリスなんかで行われているキットは、結構ぶっとい綿棒を入れてグリグリされてる感じだったけど、あれ?思ってたより、小さい感じ?
手で持ってみたらこんな感じ。
見た感じは、綿棒というより「こより」みたい。
けど、どう考えても鼻の中に何か突っ込こむのは痛いだろうな…
実は唾液でも可能?
私があまりに騒ぐものだから、先生から「唾液にします?」とも提案が。
実は、ニュージーランド保健省のHPには、PCR検査方式はLAMPも可能と記載があるんです。
ちなみにこのLAMPは、どうやら唾液で出来るみたいなのですが、ニュージーランド国内では唾液での検査はほぼ行われておらず、基本的に鼻咽頭ぬぐいのみ。
証明書にはどの方法で検査したかも記載されるため、「唾液で検査した」と記載した場合、もしあまりわかっていない空港職員に当たり「なんで鼻じゃないの?」なんて聞かれたら、色々とややこしい。
一瞬の痛みを怖がったがために、唾液検査にし、それがNGだったなんてことになったら、もう立ち直れない。
もちろん、鼻咽頭ぬぐいの方が結果は確実!
現在世界で一番入国が厳しい国と言っても過言ではないニュージーランドの入国。
ここは慎重に行くために、咽頭鼻ぬぐいで行くことに。
検査はすぐに始まりました
検査はすぐに行われるはずだったのですが、私の往生際の悪さのせいで、先生を待たせる。
最後の最後まで「やっぱり唾液にしようかな」なんて言っていましたが、最後は腹をくくって深呼吸。
「お願いします!」
最初は「あ?余裕かな?」と思っていたけれど、のちに「い、たタタタタ!!!」
言葉で表すのが難しいのですが、あの水が鼻に入った痛み、あれが来る感じ!
ただ、水が鼻に入ると、相当長い間痛いですが、PCRテストでは一瞬。
体感では10秒ですが、多分3秒?4秒?くらいだったんじゃないかな。
痛いけど、終わった後は大爆笑!
ちなみに注射と比べたら(比べる対象が違うけど)ぜんっぜん痛くないです。
全部で10分ですぐ終了
検査が終わったら、すぐ受付へ。
証明書を受け取るメールアドレスを再度確認し、支払いをして終了。
ちなみに支払いはクレジットカードも可能。
クレカオタクの筆者にとっては、カード支払いができるのはとっても嬉しい。
全部で10分もかからないくらいで、サクッと終わりました。
私が騒がなければ、多分5分くらいで終わっていましたね。
結果は当日受け取り可能
陰性証明は、9時〜12時に受けると18時〜19時
12時から16時だと22時から23時
16時以降であれば、翌日の12時〜15時にメールに添付されたPDFにて結果の受け取りが可能。
私は19時に受けたので、メールは翌日になるのですが、受付の方いわく、朝の10時までに受け取れるとのこと。
ちなみにですが、翌朝メールを見てみると、なんと朝の7:45に届いてました。(はやっ!)
結果はバッチリ陰性!
先生、ありがとう!(関係ない)
価格は都内で最安値
ちなみにこちらのクリニック、筆者が検索した中では都内最安値の1万6600円
ちなみに、英文の陰性証明が別途料金のクリニックも多い中、無料で発行してくれます。
院長先生に伝えたら、「そうなんですよ、ちょっと安く設定しすぎました(笑)」というくらいなので、クリニック側も安いと感じているみたい。
こちらとしては、とてもありがたい。
YouTubeも更新しました
PCR検査の様子はYouTubeにもアップしました。
こちらには、実際にニュージーランドで行なった検査時の様子もupしてるので、興味のある方はぜひ。
動画▶︎【ニュージーランド】渡航前にPCR検査受けたら痛すぎ泣いた。
最後に|この記事もどうぞ
というわけで以上、私のPCR検査(鼻咽頭ぬぐい)のレポートでした。
初めての経験でかなり緊張しましたが、拍子抜けするほどサクッと終わり、ほっ。
確かにしっかり痛いけど、一瞬で終わるし、何よりこれをしないとニュージーランドに行けません。
世界一厳しいニュージーランドで使える証明書を出しているということは、ほぼ全世界で使用できるので、PCR検査でお探しの方はぜひチェックしてみてください。
HPはこちら▶︎ONE CLINIC 恵比寿
そして翌日、ニュージーランドへ出発…!
続きはこらから読めます
▶︎【コロナ渦で海外へ】成田空港行きのエアポートバスが臨時ダイヤ&値上げされていた!
ニュージーランド入国時に必要なことは、この記事を参考にどうぞ
▶︎【ニュージーランドの入国】いつから行ける?隔離は必要?(PCR検査・MIQ・ワクチンパスポートまとめ)
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