鬼怒川温泉駅へSL大樹の2周年を見にいってきました。
SL大樹(たいじゅ)とは、東武鉄道で1966年の6月まで実際に走行し、2017年に観光列車として実に50年ぶりに復帰した蒸気機関車。
鬼滅の刃の無限列車編がSLをモチーフとしていた影響もあり、一時ブームにもなりました。
残念ながら乗車券は売り切れで、乗ることはできず。
しかし、迫力の転車台での回転を見ることができ、ノーカットで撮影もできたので、その様子をレポートします。
【この記事の内容一覧】
東武鉄道が復活させた機関車!SL大樹
SL大樹は栃木県日光市の下今市(しもいまいち)駅から鬼怒川(きぬがわ)温泉駅までの12.4km区間を約35分で走行。
途中停車駅は同じく2017年に開業した「東武ワールドスクエア駅」のみ。
昭和レトロな「ザ・蒸気機関車!」という外見に加え、お値段も1000円(乗車料250円+指定座席料750円)とリーズナブル!
鉄道ファンだけでなく、多くの観光客に人気を博しています。
土日を中心に1日3本しか運行をしていないので、予約は必須です。
北千住より特急きぬで約2時間
言わずと知れた、有名温泉地「鬼怒川温泉」
最近は閉館したホテルの廃墟群で有名(?)だったりもしますが、SL大樹やインバウンドの影響もあり、少しずつ活気を取り戻しているようです。
今回は北千住駅より「特急きぬ」115号に乗車。
鬼怒川温泉に近づくにつれ、車窓からの景色がのどかになり癒されます。
約2時間ほどの乗車で、特急券込みで2700円でした。
東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」
1919年の3月17日に 下野軌道下滝駅として開業し、1927年に改名された「鬼怒川温泉駅」
ホームはイイ感じに昭和なまま。
「夏休みに行く、田舎のおじいちゃん家の駅」感があっていいですね。
メジャーな観光地の駅は近代的にリニューアルされがちですが、風情がなくなってしまうのが悲しいんですよね。
鬼怒川温泉駅はいい感じに昭和レトロなままなので、このままであり続けてほしい。
駅は至る所で大樹の文字を見るほど「SL大樹推し」
こちら、夜になったらライトアップされる感じでしょうか?
インスタ映えの今、「写ルンです映え」なパネルも設置されています。
この感じたまらない。
「鉄道むすめ」ラッピングの自動販売機もバッチリ設置されていました。
さて、改札外へ向かいます。
SL大樹運行2周年記念イベント
駅の外観はリニューアルされていて、モダンでおしゃれな雰囲気となっています。
写真左下には「SL大樹運行開始2周年記念乗車券」発売の案内ポスターが。
訪れた日は(8月10日)はSL大樹の運行2周年記念日ということで、駅前広場で様々なイベントが開催されていました。
当日乗車すると、駅長、区長、助役さんたちのおもてなしと題した、手作りの特製乗車記念てぬぐいがプレゼントされるそう。
欲しかったのですが当日券は完売。
大人気の転車台での方向転換
SL列車の場合は先頭車両が客車を牽引しているので、スイッチバックができません。
進行方向を切り替えるためには転車台(ターンテーブル)で進行方向を変える必要があります。
この転車台の回転が観光スポットにもなっており、たくさんのお客さんが方向転換を楽しんでいました。
途中「シュポー!」と蒸気が吹き上がる場面も!
ディズニーランドの「ウエスタンリバー鉄道」を思い出させます。
ゆっくりゆっくり回転。
その間は駅員さんが電車の説明などをしてくれています。
列車の先頭には「2周年」のパネルが!かわいい。
そして、回転しきって、後ろを向くと…
駅員さんのスペシャルお手振りサービスが!
普段は行われていませんが、この日は2周年記念日ということでスペシャルサービス。
観光客や鉄道ファンの皆さんは、駅前広場にいる駅員さんと写真を撮ったりして、とても楽しんでいました。
YouTubeにアップしました!
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転車台のシーンはノーカットで撮影していますので、あわせてご覧ください。
【動画】【鬼怒川温泉Vlog】SL大樹2周年記念を見に行ってきた
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