バルセロナにある登山列車(ケーブルカー)の「Funicular(フニクラ)」は観光名所であるモンジュイックの丘までのアクセス路線で、ロープウェイと合わせて乗り物に乗ることを楽しめます。
有名な観光名所がたくさんあるので存在が薄れがちですが、料金も安いので個人的にはとってもおすすめ。
旅の目的は乗り物に乗ること!という乗り物オタクな私が、その乗り心地をレポートしました!
【この記事の内容一覧】
“Paral・lel(パラ・レル)駅”から乗車
フニクラは、地下鉄の「Paral・lel(パラ・レル)駅」からモンジュイックの丘までを約3分で結ぶケーブルカー。
バルセロナ交通局(TBM)が運営をしているため、地下鉄と同一料金となっています。
地下鉄の乗り方は【スペイン旅行】バルセロナ地下鉄(Metro)切符の買い方【詐欺にあった話も】を参考にどうぞ。
パラ・レル駅は、バルセロナで一番治安の悪い地区「ラバル地区」と隣接。
殺伐としているので、周辺の町歩きはご注意を。
詳しくは【大麻が合法】バルセロナの治安|旅行者が気をつける10のことにもまとめています。
シンプルで簡単な乗り換え
地下鉄とフニクラとはホームが連絡通路でつながっており、改札内で乗り換えが可能。
「フニクラ・デ・モンジュイック(Funicular de Montjuic)」の案内を頼りに進みます。
とにかく長い連絡通路。
写真では閑散とした雰囲気ですが、怖い感じはありません。
ひたすらてくてく歩いていきます。
地下ホームに到着!
フニクラのホームに到着。
電光掲示板の時間は電車の出発時間でなくフニクラがホームに到着するまでのカウントダウン。
いつ電車が来るのかがわかるので安心です。
子供たちが釘ずけになっていますが、私も同じくらい釘ずけに(笑)
近未来感のあるホームは地下で天井も低く、圧迫感があります。
ちなみに電車が構内に入るまでは、乗車ホームへのドアが閉まっているため中に入ることはできません。
かっこいいフニクラが登場!
フニクラが入ってきました。
ガラスドアが開き、ホームに入ります。
登山列車なのでホームが傾斜してるのかと思いましたが、ここではフラット。
乗り込むと、すぐに発車しました。
乗車中の景色はほぼ見えない
乗車中はほとんどがトンネル内の走行。
外の景色が見られるのは一瞬だけなのが残念。
乗車中の様子は動画にて撮影したのでこちらからご覧ください(0:27秒から見れます)
【動画】【スペインVlog】ケーブルカーとゴンドラでバルセロナを空中散歩
フニクラってなんか聞いたことのある響きだなぁ…
と思い出したのが「フニクリ・フニクラ」
日本では「鬼のパンツ」の替え歌で有名ですが、実はこの曲元々はイタリアの登山列車のCMソングだったんだそう。
“Parc de Montjuic(モンジュイック)駅”へ到着
途中停車駅はなくParc de Montjuic(モンジュイック駅)に到着。
3分ほどで、サクッと着きます。
乗車時と違いこちらのホームは傾斜。
けっこうな急勾配です。
モンジュイック駅も建物内に作られているので、外の景色が見えないのがちょっと残念。
ホームの下の方まで降りて撮ってみました。
途中のトンネルが見えます。
駅を出るとテレフェリコ乗り場
改札へやってきました。
ここにきて感じるのが、空気感が全然違うこと!
地上に比べて冷やっとしておりかなり涼しい。
標高の高いところへ来たことを実感します。
改札を出るとこんな感じ。
駅前にはバス乗り場、すぐ隣にはテレフェリコ(ロープーウェイ)の乗り場が
こちらに乗り換えると、モンジュイック城まで行くことができます。
「Teleférico(テレフェリコ)」とは、ゴンドラタイプのロープーウェイのこと。
わかりやすい看板も出ているので、迷うことはありません。
モンジュイック城は期待せずに行きましたが、なかなかオススメ。
観光地であるバルセロナはどこも人で混み合っている中で、比較的空いているのもオススメポイント。
詳しくは【バルセロナ穴場スポット】モンジュイック城は入場料が安く半日楽しめるに書いています。
最後に|合わせて読みたい
以上、バルセロナの登山列車、フニクラの乗車記でした!
ちなみに、この後に乗車したロープーウェイの「テレフェリコ」はフニクラ と違って景色が最高。
バルセロナの空中散歩が楽しめます。
続きは【バルセロナ】絶景テレフェリコ(ロープウェイ)に乗ってモンジュイック城まで空中散歩に書いたので、こちらも合わせてご覧ください。