イギリスへ留学するのであれば、1ヶ月を超えると”Short Term Study Visa(短期学生ビザ)“が必要。
ビザの取得は、日本での事前申請またはイギリスの空港で入国時に取得の2種類あるのですが、事前取得の場合はお金がかかることもあり、とても迷いました。
結果的にイギリスの空港で取得することにしたのですが、むちゃくちゃ簡単で拍子抜けしたほど!
ビザの取得方法で悩んでるけど、どうしよう…
今回はそのような方に向け、当時の様子をレポートします。
記事の内容は私の実体験ですが、状況や対応する方によりに状況は変化します。
あくまで参考程度にご覧ください。
【この記事の内容一覧】
Short Term Study Visa(短期学生ビザ)とは
イギリスには日本のパスポートがあればビザなしで6ヶ月まで滞在が可能。
30日以内であれば学校に通うことができますが、それ以上の期間はビザが必要になります。
30日というのは、実際に学校に通う日数。
週5日通うとしたら6週間通学可能というわけです。
空港で取得が可能
学生ビザにも様々な種類がありますが、今回私は「Short Term Study Visa(短期学生ビザ)」を取得。
Short-Term Study Visaにも「6ヶ月未満」と「6ヶ月以上11ヶ月まで」の2種類あります。
私は今回「6ヶ月未満」のビザで入国をしましたが、このビザであれば必要書類を揃えれば、日本での申請は必要なくイギリス入国時に空港で取得することができます。
ネットで入国時の申請で「入国できなかった」などの情報を発見…
やっぱり日本で事前申請する方が安全なのかと調べてみると、申請料になんと£97(約13858円)かかるとのこと!
流石にちょっと高すぎます…
ビザ取得は一瞬!
悩んだ末、不要なお金は払いたくないので、結局イギリスの空港で取得することに。
結論から言うと…一瞬で終わりました!
これに13000円払っていたら発狂してたかもしれません(笑)
というわけで、イギリス入国時にどのような感じだったかを書いて行きます。
絶対必要なのは入学証明書
Short-Term Study Visa取得に絶対必要なのは、学校からの入学証明書(支払い証明書)
今回私は留学エージェントを通さず、自分で学校に直接申し込みを行ったので、メールで送られてきた入学証明書をプリントアウトして持って行きました。
他に「帰りの航空券の予約書」「銀行の英文残高証明」「滞在先の証明書」などが必要と言われているので
●帰りの航空券の予約書→プリントアウト
●銀行の英文残高証明→用意なし
●滞在先の証明→iPhoneのスクショ
を準備をしました。
滞在先の証明は、家を決めていなかったので、ホテルの予約ページのスクショです。
その上、イギリス入国後すぐスコットランド旅行に行くので、スクショもホテルの1泊のみでした。
e-ゲート(スマートゲート)は利用NG!
日本人は、イギリス入国時にe-ゲート(スマートゲート)が利用できます。
しかし、Short-Term Study Visaで学校に通うにはパスポートにスタンプが絶対に必要!
e-ゲートを通ると押してもらえないので注意です。
イギリスの空港で、日本人は入国の際e-ゲート(スマートゲート)を利用できます
このおかげで以前は長時間並ばないといけなかった入国が、スーパースムーズに✈️
パスポートをかざし、1分くらいで終了
ただ、12歳以下の子供連れだとレーンに並ばないといけませんhttps://t.co/3Tfn3sqBi4 pic.twitter.com/QGE6neU8bF
— あっこぷ|akkop.net (@kusano_akiko) January 10, 2020
実は私、空港職員さんに「あなたはe-ゲート使えるからこっち」と言われ、列に並んでいました。
けれど「あれ?e-ゲートでもビザ取得できるのかな?」と疑問に思い、たまたま通りかかった別の職員さんにたずねると、別のレーンに誘導されました。
聞いてなかったら、確実にe-ゲート使っていました…!
スタンプがないと学校には通えない
このスタンプ、実はかなり重要。
私の友人はきちんと書類を用意してきたのにe-ゲートを通過してしまい、スタンプがなかったために語学学校に6週間以上通えず途中退学することに…!
なので、何が何でもスタンプだけは必須です。
私の通った学校では、初日にパスポートのチェックがあり、スタンプの有無も確認されました。
イギリスはビザに関してとにかく厳しいので注意です!
入国審査時の様子
ちなみに、入国審査はe-ゲートを導入したといえど激混み。
しかし係員さんに指示されたレーンに行くと、私の列はファストパス並みに空いている。
と言うか私一人でまるでVIP気分です。
すぐに通されて「Short-Term Study Visaが必要なんです」と言うと「入学証明書見せてー」と言われたので見せる。
そしたら、ぺたんっ。(スタンプを押す音)
えっ?これだけ!?
は、はやっ!
ものの1分ですよ!
ものの1分でビザ取得完了
ショートタームスタディビザはこのスタンプを押してもらうことがビザの取得になるので、これで終了。
入学証明書以外はチェックもなく、何も聞かれずにスタンプを押されたため、ちゃんとビザとれているのか心配になるほど。
イギリスの入国審査は厳しいと有名ですが、私の担当した方は終始ニコニコ。
特に疑われることなく、スムーズに終わりました。
その上「イギリス国外に旅行に行くときは、この入学許可証は忘れないでね!」とご親切に教えてくれました!
ガトウィック空港は穴場かも
今回イギリスへの入国にはヒースロー空港ではなく、あえてガトウィック空港を選びました。
実は、ヒースロー空港は世界でも対応がすこぶる評判が悪いことで有名。
イギリス人でもヒースロー空港が嫌いな人が多く、「世界のワースト空港ランキング」でも常に名が上がるほど。
ヒースローは世界でも有数のハブ空港。
沢山の人が利用すると言うこともあり、セキュリティも超厳しい。
e-ゲートが使えるようになり混雑は減ったとは聞きますが、以前は入国審査に2〜3時間待ちなんてのも当たり前でした。
実は以前、ニュージーランド入国時にイミグレで長く質問責めにされたことがあり(幸い別室送りにはなりませんでしたが)ちょっとしたトラウマに。
と言うわけで、ヒースロー空港よりはスムーズに入国できるのではないかと思い、あえてガトウィック空港を選びました。
ガトウィック空港だったからスムーズだった…かどうかは定かではないですが、結果的にめちゃくちゃスムーズだったので、個人的には読みが当たったのかなとも思っています。
私の周りでも、別室に呼ばれて何時間も尋問されたり、はたまた入国できなかったなんて事も聞いたことも。
さらにネットで調べる出るわ出るわ…
日本からイギリスの直行便はヒースロー空港のみ。
そのため、多くの人がヒースロー空港でビザの申請を行うため、悪い記事が多いのかもしれません。。
航空運賃も安くなるので、ガトウィック空港の利用も検討してみては。
さいごに|YouTubeはこちら
以上、今回私がShort Term Study Visaをイギリスの空港で取得した時のレポートでした。
内容は実体験ですが、たまたまスムーズだった可能性もあります。
万が一のために、準備は万全にしてくることオススメします。
記事の内容をYouTubeでも動画でUPしました!
入国直後に撮影したので、よりリアルに雰囲気が伝わると思います。合わせてチェックしてみてください。
ちなみに、イギリスは様々なトラブルに会いました。
スリ未遂にあった経験は【イギリスの治安】ロンドンで生まれて初めてスリ被害にあった私の一部始終に書いたので、合わせてご覧ください。
盗難にあった話は【ロンドンで盗難】ホステルでMacBook(パソコン)を盗まれ、警察に被害届に行くと衝撃だった…に書いています。
が、しかし…!