フィットネス先進国であるアメリカ。
実際に住んでみると、人々のフィットネスへの意識の高さや、日本との感覚の違いに驚きます。
今回は、そんな気になるニューヨークのフィットネス事情について、独断と偏見でつらつらと書いていきたいと思います。
【この記事の内容一覧】
意外と涼しい?NYの夏
その前にちょっと最近の私の話。
今年の日本は猛暑だそうで、40度なんていう灼熱の日々が続いているそうですが、本日のニューヨークの気温は…
18度!涼しいを通り越して、ちょっと肌寒い。
ちなみに昼間の最高気温も21度。
日陰に入ると体感気温がもっと下がるので、寒がりな私にとっては、もはや「寒い」です。
しかも金曜日の最低気温は14度。日本だと11月下旬並の気温です。
ローカルの人が口を揃えていうのは、ニューヨークは秋がないということ。
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あのね、無いわけでは無いんです。
ただ夏(すっごく暑い)が過ぎると、ストンと気温が落ちるので、いきなり冬がくる感覚になるんです。
ニューヨークの冬は−10℃とかなので、そりゃコレくらい急激に気温が落っこちるわなーとちょっと納得。
ただ日本人の感覚からすると、夏から急に冬、そして真冬は北極になる感じ(笑)
野外の無料クラスが沢山
というわけで、ニューヨークでは一番暑い時期をすぎると急激に気温が下がるため、”夏“はスポーツにぴったり。
その上、湿気が少なくカラッとしているのもあり外での運動が気持ちいい。
そんなわけで、夏は無料のスポーツイベントが増えたりします。
特にヨガは大人気で、そこらじゅうの公園で無料ヨガクラスが開かれていたり。
有名なのは、ブライアントパークで行われる無料ヨガクラス!
夏季限定で行われていて、大人気です。
とにかくフィットネスへの意識が高いなぁと、街を歩くと肌で感じます。
予防医療こそが最高の保険
この意識の高さは、実は理由が。
というのも、健康保険制度が最悪なアメリカ。
病気になったら、馬鹿高い医療費で一気に貧乏になってしまう国でもあります。
そのため、予防医療こそが最高の保険という考え方の人も多く、”医者にかからないようにするため”なのが、意識が高い理由の一つに挙げられます。
そのため、スポーツジムはとっても人気で、私の最寄駅(そんな大きな駅ではない)の周辺だけでも、3件のスポーツジムがあります。
スポーツジムの料金は?
フィットネス大国のアメリカは、スポーツジムの料金も日本に比べてかなり安い。
肌感でいうと、半額〜1/4くらいの感覚。
例えば、全米ナンバーワンのフィットネスチェーン”24 hours Fitness“(日本にも店舗あり)は、全ての系列店に通い放題で、入会金が約40ドル(約4300円)で、月会費が初月約30ドル(約3250円)
しかも私の家の近くの店舗はスタジオクラスも受け放題で、ヨガやヒップホップ、ズンバなどのクラスもあり、プール&ジャグジー付き!
東京でこの設備で1ヶ月通い放題だと最低でも1万3000円するので、かなり安い。
ちなみに、日本で会員になったら、アメリカの店舗でも受け放題です!
別店舗で、マシンだけのジムはなんと1ヶ月10ドル!(ただ、機材は少し古いらしい)
物価が高いNYですが、ジムに関してはやはりフィットネス先進国とあって、日本より安いです。
ちなみに、うちの近所の24 hour fitnessは24時間って名前なのに、夜11時に閉まります。
ネットで調べたらそれで揉めたことがあるらしい。
そりゃそうだ(笑)
ジムの入会の仕方
ジムへの入会方法も、コレがとても簡単。
パスポートとクレジットカードを持っていくだけで、数分で手続きが完了。
日本だとなんかかんやと、30分くらいかかりますよね…
ちなみに、日本にも展開しているチェーンも多く、日本での会員権がアメリカでもそのまま使えたりもするので、渡米前に調べておくと◎
海外での申し込みが不安だったり、観光で少ししか滞在しない場合は、日本で手続きしちゃうのも手。
フットネスウエアが一番おしゃれ
ちなみに、今ニューヨークで一番オシャレなアウトフィットはフィットネスウェア!
可愛いフィットネスウエアのお店もたくさんあるし、何よりマンハッタン内では、朝ジム行ってからランチ来ちゃった!みたいなスタイルがとにかく人気。
特に人気なのは、カナダ発の高級ヨガウェアブランド”ルルレモン”
日本だと、まだまだヨガレギンズ履いて街を歩くのは、体(お尻)のラインが出るから抵抗が…なんて人も多いと思いますが、こっちでは右も左もお尻プルンプルンして歩いています。
ダイエットウォーターも人気
ジムに行くときは、ちょっと甘い飲み物が飲みたい私は、いつもこれ。
グラソーのビタミンウォーター。
普段は1本1ドル75セント(約189円)なのに、最近セール中で1本で1ドル(約108円)と激安。
なかでもアサイーベリーがお気に入り。
見た目こんなんですが、意外にも飲みやすくて、味の濃い飲み物しか売られていないこの国で助かってます。
というわけで、ニューヨークのフィットネス事情についてでした!