ニューヨークにヨガ留学中の私の、1日のスケジュールをご紹介します。
アメリカや海外でヨガ留学をお考えの方の、参考になれば幸いです。
- ニューヨークヨガ留学生の特徴
- 1ヶ月でRYT200取得のリアル
- 海外でヨガ留学するデメリット
- 資格取得のその後…
など、「キラキラヨガ留学」ではなくデメリットなどのリアルな側面も正直に書いています。
ニューヨークでヨガ留学したいけど費用もかかるし色々不安…。日本の方がいいのかな?
というお悩みのかをお持ちの方向けに、経験者としての意見や日本でのおすすめスクール情報もまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
【この記事の内容一覧】
ニューヨークヨガ留学生の一日
今回はニューヨークに「旅留学」
観光をしながらローカルの暮らしを体験する、旅行と移住のいいとこ取りな滞在スタイルのことを指し、私が推奨する旅の手法でもあります。
私はこの方法でニューヨークには7回渡航しており、今回も3ヶ月ほど滞在。
今回は語学学校ではなく、なにか新しいことに挑戦できないかと探したところ、ヨガインストラクターの国際資格(全米アライアンスRYT200)が1ヶ月で取得できるという情報をGET!
ネット検索で出てきた、Body Tone New Yorkというスクールに通うことにしました。
代表は石村友美さん。授業も石村先生が行います。
▶︎ゼロトレ:石村 友美
私が通ってたときは、まだこの本の執筆中でした。
発売後は、有名になりましたよね。
というわけで、私の1日のスケジュールです!
【6:30】起床
この投稿をInstagramで見る
目覚めにシャワーを浴びないと体が起きないタイプなので、毎朝浴びます。
所要時間は朝シャン派なので、髪の毛を乾かす時間も含め、約20分。
ドライヤー時間は面倒ですが、これも目覚めるための必要な時間と割り切っています。
メイクはしたりしなかったり。
基本は日焼け止めを塗り、眉毛書くだけの1分で終了。
ニューヨークではナチュラルメイクの人が多く、ばっちりメイクをしていると浮いているような気がするのであまり行いません。
しっかりする場合は10分〜15分くらい早く起きます。
【7:00】家を出る
家は7時過ぎに出ます。
駅までは歩いて5分程度の距離。ちなみに最寄駅はコチラ。
学校までは電車で15分。ただ、ニューヨークの電車は時間が読めないので難しい。
最寄駅に着いたら、スタバに寄ってコーヒーとブラウニーを購入。これが毎朝のルーティン。通勤ラッシュの時間帯なので大体いつも10分くらいは並びます。
そして名前を必ず聞き取り間違えられる。
「Akiko(あきこ)」って簡単だと思うのですが…
この投稿をInstagramで見る
この日は「アキオ」さんになり思わず撮影(笑)
まさかの性別が変わりました(笑)
私は5分くらい前に学校に到着しますが、早い人はもっと早く到着しています。
【8:00】授業スタート
授業はスタジオで受け、午前は座学の授業が多いです。
ニューヨークの建物は、天井が高いので開放感があって気持ちいい!
ただ、同じ体勢で何時間も話しを聞いているとお尻が痛くなる…
ヨガブロックに座ったり、ストレッチしたりして乗り越えます。
正直机が欲しいですね。
【12:00】ランチタイム
昼に1時間のランチブレイクが入ります。
ヨガの勉強をしているのだから、なるべくヘルシーな昼ごはんを心がけるようにしています。
外に食べに行ったり、買ってきてスタジオで食べたり。
私は割合、外で食べることの方が多いです。
この日はスタジオの近くにある、日本の定食屋とカフェを融合したような可愛いカフェでのランチ。
しかし驚愕。おにぎり2つとスープ、そして漬物で20ドル(約2100円)
日本だったら500円くらいかな…
ニューヨークの外食はとにかく高い!
別の日は、友人達と違うカフェへ
この投稿をInstagramで見る
ここはパニーニで9ドル(970円)。
やはり、外食は高めです。
実はスタジオの近くはあまり外食できる場所がありません。
最初は色んなお店を探していましたが、昼休み1時間しかないし、どこも劇混みしてるし、ということで、近くのデリで買って食べることの方が多くなりました。
この日はサラダをテイクアウト。
写真だと大きさがわかりずらいですが、私の頭くらいのサイズです。たっぷり。
量が多すぎて食べきれなくて、持ち帰って夜ご飯にしました。
サラダボウルはヘルシー志向のニューヨーカー達に大人気で、サラダボウル屋さんはたくさんあります!
ランチ後も、やはりコーヒーは欠かせません。
そしてやっぱり名前を聞き取ってもらえない…
この時は「アニーカ」になりました。
もはや聞き取る気まったく無し!
“AKIKO”って発音、そんな難しいですかね?(笑)
【13:00】午後の授業スタート
午後は実践授業が多いです。実際にヨガをする授業もあったり。
ただ正直、実技はあまり多くなく、基本的には座学がメイン。
もう少し動くのかなと思っていました。
この投稿をInstagramで見る
スタジオだけでなく課外授業として外(公園など)に行くこともあります。
しかし天気が悪く、雨が降りそうということで、いくつかキャンセルになったりも。
日にちを変えてとかはなくスパッとキャンセル。また急にスケジュールがころころ変わることもあり、そういうところがアメリカっぽい。
【16:30】授業終了
放課後に遊びに行くことはなくほぼ直帰。何故なら、毎日課題に追われ、勉強する時間が足りないから!
1ヶ月で240時間の履修なので、正直かなりの詰め込み授業。
自分の中に落としきれていなくても、授業はドンドン進んでいきます。
ちなみに生徒は、ヨガ経験者が2/3、未経験者が1/3といったところ。
経験者にはすでにプロのインストラクターをしている方もおり、生徒のレベル差はかなりありました。
授業はかなり体育会系で、1クラスだけでの開催でなので、ヨガ経験者ならまだしも未経験者にはかなりきつい。
気軽に質問できる雰囲気ではないため、その用語を調べるだけで時間が過ぎて行ったり。
というわけで、真っ直ぐ家に帰る、またはお気に入りのカフェに立ち寄って復習をします。
この投稿をInstagramで見る
すごーく余裕のある日だと、他のヨガクラスを受けに行ったりも。
ニューヨークでは、街中でも無料のヨガクラスがたくさん開催されています。
【20:00】夜ごはん
なるべく昼にたくさん食べるようにしているため、夜は軽め。
今住んでいるお家のキッチンが使いずらいので、出来合いのものを買ってくることが多いです。
スープだけ、フルーツだけの時もあります。
アメリカには日本のコンビニ食のようなクオリティの高いものがあまりなく、それに近いものはホールフーズ(高級オーガニックスーパー)くらいでしか手に入りません。
けれどやっぱり美味しいものが食べたくて、結局ホールフーズで買うことが多いです。
ちなみに私の住んでるお部屋はコチラ▼
【22:00】就寝
この投稿をInstagramで見る
朝起きるのは早いし、実践授業では体も使うので、体はクタクタ。
この時間にはほとんど寝落ちしています。
そのため家に帰ってきたら、万が一の場合に備えて、次の日起きる時間のアラームだけは先にセットが習慣に。
友人と遊びに行くのは、学校が休みの前日くらいです。
休日の過ごし方
ざっとこんな感じの日々が週5日、繰り返しで続きますが、休みの日も復習に当てないとついていけないため、基本的に勉強していることが多いです。
けど、午前中だけ!午後だけ!と時間を決めて、遊びに行くこともあります。
他の留学生と遊びに行く時は、途中から結局テスト勉強の話になり、早期に解散する流れになることがほとんど。
2週間目くらいに、勉強に疲れて発狂したくなる瞬間が来ます(笑)
以上が「ニューヨークヨガ留学生」の私の一日のスケジュール。
1ヶ月短期集中型ということもあり、詰め込み式でかなりのハードスケジュールだったので、卒業しばらくはおもいっきりだらだら過ごしました(笑)
ニューヨーク以外のヨガ留学先は?
生徒たちはニューヨークのエネルギッシュな街と同様に、向上心ある人がとても多かったので、真剣に先生になりたい人にはとても良い環境でした。
ストイックに向き合いたい方や、自分を追い込みたい方には向いていると思います。
ただのんびり趣味として始めたい人や、趣味として資格を取得したい人にとっては少しToo muchかもしれません。
私もヨガの知識がほぼ0の状態でのスタートだったので、ポーズの名前や太陽礼拝など、ヨガの経験者なら説明しなくても知っている用語1つ1つ確認していかないといけないので、大変でした。
ただ、私の旅留学としての目的(コミュニティーに属して人と出会うこと)は大満足でした。
ニューヨークヨガ留学のもう一つの特徴として、「世界一の街」という土地柄、集まる人も、街の雰囲気も「ここで何かを掴むんだ!」というオーラがすごく、ヨガ的なマインドと相反する気がしたのも正直な気持ちです。
リラックししたい、のんびりしたい、癒されたいと感じている方は、”ハワイ“や”バリ島“などでヨガ留学された方がいいかもしれません。
最近ではニュージーランドもヨガが盛んなのでぜひ調べてみてください。
私がもし再びヨガ留学をするなら、ニューヨーク以外を検討します!
海外でヨガ留学するデメリット
卒業後に感じたことは、資格自体は1ヶ月で取得できるけど、”実際に仕事として教える”となると、道のりはまだまだ遠く、知識を深めないとかなり厳しい。
学校での勉強に加え、キャリアと経験も同時に積んでいかないといけないので、”資格を取ったらすぐに先生になれる!”というわけではないことを、強く感じました。
加えて海外のスクールの場合は、日本のスクールのように卒業後に手厚いキャリアコンサルタントがないため、卒業後は自力で活動を行わなければなりません。
そういった意味では、「すでにヨガの先生として指導をしている!」「海外で資格を取って箔をつけたい!」という人には魅力ですが、未経験者の方は日本での資格取得の方がサポート体制が整っているため安心かと感じました。
新型コロナウイルスの影響で海外渡航が難しい今、ニューヨークまで資格を取りに行くのはしばらくは難しそうですし、日本で取得する方が金銭的にもかなり節約となるため、検討してみるものいいかもしれません。
そして、ニューヨークはとにかく誘惑が多い。
お金がどんどんなくなっていきます(笑)
メリット・デメリットについては詳しく書いた記事はこちらです
日本でRYT200が取得できるおすすめスクール
ニューヨーク渡航前、参考がてらに日本でRYT200が取得できるスクールをかなり調べていました。
情報量はかなりある方なので、実際に全米ヨガアライアンスRYT200を取得した私の目線でおすすめの日本のスクールを4つほど厳選してご紹介します。
正直、就職サポートの観点としては、日本のスクールのほうがかなり手厚いため、業界未経験者にとってはおすすめです。
以前は通学型がほとんどでしたが、最近ではオンラインで受講できるスクールも多く、地方在住のかたでも気軽に受講できる良い時代になりました。
①FARSTSHIP(通学・オンライン)
一つ目はファーストシップ
ヨガインストラクタースクールの老舗校で、私も一時通学を検討したことがありました。
東京(新宿・渋谷)横浜・大阪・福岡と学校がありますが、ここはの良いところは、完全オンラインでの受講が可能で指導内容や就職のサポートが手厚いところ!
スクール卒業生は日本最大級のヨガスタジオLAVAからの就職に関する特別講座や書類選考免除などもあるため「卒業後どうしよう…」と不安な方にとっての強い味方となります。
オンラインは通学に比べてかなり金額が抑えられるのもメリットの一つ。節約して資格取得したい方にオススメです。
②アンダーザライト(オンライン)
二つ目のおすすめはアンダーザライト
このスクールは講座開催数、修了者数がなんと全国No.1。
RYT200の取得は100%保証されているため、安心して受講できます。
RYT200の次のステップとなるRYT500の講座についても、定期開催している数少ないヨガスクールで、深く知識を深めたい方におすすめです。
最大の特徴がRYT200だけでなく「アンダーザライトヨガスクール認定ヨガインストラクター」としての資格も合わせて自動取得でき、卒業後は自社が運営しているスタジオの初心者クラスを3ヶ月担当できること!
卒業後にキャリアを積むことができるので、初心者の方にとてもおすすめです。
③カラダメンテ養成スクール(通学)
通学でオススメなのはカラダメンテ養成スクール
東京の恵比寿に学校を構え、オンライン講義はないため関東圏の方だけになりますが、モデルの蛯原英里さんもここで資格を取得したそうで、綺麗な人が通っていたスクールということで気になりました(笑)
立地的にもおしゃれな街なので、通うのが楽しそう。
ヨガと体の使い方(メンテナンス方法)の両方をしっかり学べるようになっていて、授業の中にインターンシップを導入しているので、ノンキャリアの人にとっては嬉しいカリキュラムです。
④アミーダヨガアカデミー(合宿・リトリート型)
通学でもオンラインでもないスクールがアミーダヨガアカデミー
国内初の宿泊施設を備えたスクールで、なんと合宿免許のように1ヶ月間合宿して取得するスタイル。
いわゆる「リトリート型」のスクールです。
私がニューヨークで通っていた学校と全く同じ短期集中の1ヶ月なので、このブログのような生活になるのではないかと予想しています。
しかも1ヶ月の宿泊費もついて50万円台で受講でき、ニューヨークに行くよりも安い!
まるっとヨガ漬けの1ヶ月となることで、ヨガ以外にも体質改善や思考の変化など、様々なことが吸収できる絶好の機会。
ニューヨークに渡航できない今、個人的にはかなりおすすめのスクールです。
というわけで以上、オススメのヨガスクール4選でした。
個人的には、日本で資格を取る→浮いたお金でニューヨークに行く→たくさんのヨガスタジオをまわって知識を増やすがベストなキャリアプランなのかなと感じます。
個人的に気になったのは最後のリトリート型。
資格は取得できませんが、2週間のリフレッシュ型コースもあるようなので、忙しい日々から解放されたい、自立神経を整えたい人にもおすすめです。
ニューヨークヨガ留学については、他の記事も合わせてご覧ください。