ニューヨークの街を散策しながら色々と街を考察。
今回は、私が住んでいた家の最寄駅、ニューヨーク地下鉄D系統(オレンジライン)18th Av 駅とその駅の周辺をご紹介します。
ニューヨークの地下鉄は、ブルックリン地区に入ると地上走行。
地上駅となるため、電車が行き交う様子が観察できて楽しい。
それでは行ってみましょう!
【この記事の内容一覧】
ブルックリンでは地上を走るD系統
この投稿をInstagramで見る
ニューヨーク地下鉄D系統は、ブロンクスのノーウッド-205丁目駅からブロンクスのコニーアイランド駅までを走ります。
ラインカラーはオレンジ
車内の座席もオレンジです。
ちなみにD系統の車内は、夏の場合はクーラーが超絶寒い。
実はこれには理由があり、D系統は急行なため扉が閉まっている時間が各駅停車に比べて短いため。
そのため、羽織りものが毎度必須となります。
18th Av 駅 (BMT West End Line)
開業は1916年9月15日(大正5年)
2016年の年間利用者数は2,003,777人で、422駅中351位
D系統はマンハッタンからブルックリン地区に入り、36st駅を超えた所より地上(高架)走行なため、今回訪れた18th av駅も高架駅。
線路は道路の真上にあるパターンです。
当駅はアメリカ映画「Out for justice」のロケ地として使用されたことがあり、聖地巡りとしても有名。
【Amazon】アウト・フォー・ジャスティス(字幕版)
ちなみにブルックリンのベンソンハースト地区にある駅は、様々な映画のロケ地として使用。
お隣の20av 駅は、ジョントラボルタ主演の伝説的ディスコ映画「サタデーナイトフィーバー」のオープニングシーンが撮影されています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
ベンソンハースト(Bensonhurst)はどこ?
ベンソンハースト(Bensonhurst)地区はブルックリンの外れに位置した、ニューヨークの郊外です。
各駅停車だとマンハッタンまでは1時間以上かかります。
マンハッタン内ではみられない、一軒家の立ち並ぶのどかな住宅街で、線路沿いは商店街となっているため買い物には困りません。
バス・ビーチという地区の真横に位置し、名前の通り海にも近い。
そのため、少しLAっぽい雰囲気を感じます。
駅周辺の雰囲気はとてものんびりしており、治安も比較的良好。
駅周辺はロシア系と中国系と移民が多いです。
そのため週末の運行変更の張り紙も3か国語表記。
こういうところが、移民の国だと実感します。
駅構内の様子
それでは早速、駅を探索してみましょう。
改札は1か所のみですが、利用者が多い駅ではないので充分。
ピークの下車時はemergency exit(緊急退出口)を使い、ぞろぞろ退出するのが日常の光景です。
emergency exit(緊急退出口)は手で押したら簡単に開く扉。ニューヨークの地下鉄では、大体どこでも駅でも見かけ、緊急時以外にも車椅子やベビーカーは利用可能です。
一応、”緊急時以外に使用したら罰金とるぞ!“という注意書きはしてあり、開けたら大きな警報音がなるのですが、皆んなそんなことお構いなし。
平気でキセルしてる人もよく見ます…
まぁ、入り口が3つしかないので、そんな事を混雑時に注意してたら逆ギレされそうですが(笑)
ホームの様子
ホームはブルックリンによくありがちな定番のデザイン。
お花のレリーフがいたることろにあり、美しい。
パッと見ると、外の風景かと錯覚を起こしそう?
いやはや、ファンタジーすぎますかね。
各駅の作りはほとんど変わらないD系統ですが、駅ごとに違うアートデザインが施されています。
駅名も20th Avとか、18Avとか、代わり映えしないこともあり、デザイン違いは乗り越し防止にも役立ちます。
実際、夜間はあまり見えないため、なんども乗り過ごしています(笑)
工事パーツはほったらかし
よく見ると、線路に謎の鉄の塊が落ちていました。
どうやら何かのパーツ?のよう。
明らかに、工事の後に線路と線路の隙間に放置されています。どう考えても危ない。
こういう事は、日本では考えられないですね。
地上駅なので天気に左右される
気を取りなおして、ホームからマンハッタン方面を望みました。
複々線化されており、真ん中は急行列車や車庫への引き上げ線が走ります。
たまに整備車両や貨物列車(?)みたいなものも通り、ドアが開きっぱなし(というかドアがなくトロッコのようにむき出し)なのに平気で人(作業員)が乗ってたりします。
しかもめちゃめちゃスピード出しているにもかかわらず、本人たちは体むき出しな中おしゃべりしてラフな感じ。
さすがアメリカ。
何かあっても、責任はあなたってやつですね。
コニーアイランド(終点)方面を望みます。
ちょうどカーブの起点ということもあり、電車が見れないのが残念。
と思っていたら、あ!電車が来た!
ニューヨークの地下鉄は日本の川崎重工業製。
とにかく軽く作られており、それにより加速力が半端ないのだとか。
たしかに出発してすぐにめちゃくちゃ飛ばしますからね。
ちなみに地上駅にある電車は、天候にとっても左右されるのがネック。
雨の日は電車がこないどころか、完全に止まったりもします。
加えて、各駅停車のはずなのに、いきなり快速走行したりも当たり前。
日本じゃ本当に考えられない出来事がつぎつぎに起こります。
ニューヨーク郊外に住まれる方は、ご注意を…
アジア系スーパーJマートが便利!
ちなみに中国系移民が多いこともあり、駅前にはJ-martという大きな中国系のスーパーがあります。
これがとにかく便利!
日本のものもたくさん手に入るので、わざわざ日系スーパーに行かなくてもことがたります。
しかも店内が超絶広い。
アジア系スーパーがある駅はかなりのアドバンテージ。
個人的にはとってもおすすめです。
とにかく安いJマート
ここでJ-martのお話をもう少しだけ。
J-martは店内が超絶広いだけでなく、とにかく全てが安い!
アメリカは値段と質が比例するので、安い=粗悪品というパターンがほとんどですが、このお店は安くても意外と質が良いものが多い。
しかも、最近オープンしたばかりなので店内が綺麗!
先述した通り、店内がバカ広いので品揃えも豊富で、醤油だけでも何種類もあり、しかも日本からの輸入品!
そのため引っ越してからは食生活だけは日本となんら変わらない日々になりました(笑)
ちなみに、私の住んでいる部屋に興味がある方は、この記事をどうぞ。
YouTube動画も撮りました
この記事の内容はYouTube動画でもupしました。
ニューヨーク郊外の様子を感じていただけると思います。
動画▶︎【ニューヨーク】地下鉄だけど地上駅!ブルックリンのベンソンハースト地区「18av駅」
ちなみに隣駅の20th Av駅はこんな感じ。
動画▶︎【サタデーナイトフィーバーロケ地散策】ジョントラボルタがピザを食べ歩いてた場所!ブルックリン・ベンソンハースト”20th Av駅”
電車の駅間は徒歩で10分程度。
ずーっと商店街が続いているので、とにかく便利です。
乗り過ごしたら、歩いた方が早かったりも。
最後に|合わせて読みたい
というわけで以上、Dラインの18th Av駅のレポートでした!
他にもニューヨークの地下鉄駅を沢山レポートしてるので、チェックされてください。
オンライン英会話といえばDMM英会話!
他社と比べて圧倒的に安いのは、業界最大手の強み!実は留学生も授業でわからなかったことの理解を深めるために利用してる人も多いとか。
無料体験もできるので、是非試しください!