イギリスの老舗薬局”Boots(ブーツ)”
ロンドン市内をには、コンビニのように点在しており、その特徴的な青いお店をよく見かけます。
薬や日用品だけでなく、サンドイッチやサラダなどの軽食も販売。
実際にコンビニ感覚で利用できるので、ロンドン生活者だけでなく、旅行者にも強い味方。
今回はロンドン郊外店舗の様子をレポートです!
【この記事の内容一覧】
Boots(ブーツ)とは?
“Boots(ブーツ)“はイギリスの大手チェーンドラッグストア。
1849年にブーツ夫妻がノッティンガムに開いたハーブ薬局がルーツで、170年続く老舗企業です。
イギリス国内に2500店舗以上あり、ヨーロッパや、中東、一部アジア(タイが中心)にも展開しています。
1999年には日本にも上陸。
原宿の一号店を皮切りに、吉祥寺・銀座・横浜三越へと出店を広げていきました。
しかし薬事法の関係で、海外の医薬品を取り扱かえず、2001年に業績不振で撤退しています
ロンドン郊外店に潜入!
ロンドン郊外の店舗にやってきました。
この青がBootsのイメージカラー。
UK英語でドラッグストアは「ファーマシー」
ちなみにファーマシーは、アメリカ英語だと処方箋薬局のことで、ちょっとややこしい。
ちなみに、イギリスで「ドラッグストア」と言うと、ぎょっとされるのでご注意を。
危ない薬の販売店のような響きなんだそう(笑)
それでは、店内をのぞいてみましょう!
こちらはシャンプーコーナー。
ちなみに、この”OGX(オージーエックス)“のシャンプーは私のお気に入り!
特に、ブルーの「アルガンオイル オブ モロッカン」をいつも使っています。
OGXシャンプーは、海外のドラッグストアに行くと、Dove(ダブ)やLux(ラックス)とともに必ず見かける定番アイテム。
しかし、日本ではネットでしか購入できないので、スーツケースに余裕があるときは買いだめしてます。
特に、トリートメントパックがオススメ。
つるっつるになります。
OGX Oil of Moroccoシャンプー&コンディショナー
デンタルケアが大充実
日本と一番違うのが、デンタルケアコーナー。
歯ブラシで1コーナー、歯磨き粉で1コーナー。
ここまではあまり変わりませんが、イギリスの場合は、ホワイトニングケア用品だけでも1コーナーあるんです。
イギリスでは、このような歯のセルフホワイトニング用品を、ドラッグストアで入手可能。
実は日本では、ホワイトニング薬剤の成分の販売が、薬事法により禁止されているため、薬局で取り扱いできません。(歯医者からの処方、または院内での処置でのみ可能)
しかしイギリスは、処方箋なしで購入できます!
なので、私はいつも買いだめ。
シートタイプや、歯磨きタイプなど色々あり、私はシートタイプがお気に入り。
詳しくは【イギリス】薬局で買える!セルフホワイトニング製品がとっても優秀に書いたので、合わせて読んでね!
日本でも有名な歯磨き粉”Colgate(コルゲート)“も発見!
これで磨くと、本当に歯が白くなります。
日本の薬局では取り扱いできないホワイトニングの成分が入っているので、こちらもいつも買いだめ。
しかも、イギリスだとこのサイズで£2.5(約345円)で買えちゃいます。
Colgate(コルゲート) 敏感ホワイトニング最大強度の歯磨き粉フレッシュミント(3パック)
風邪や歯痛の強い味方
お薬コーナーへ移動してきました。
こちらはイギリスの国民的常備薬”Nurofen(ニューロフェン)”
イブプロフェンのお薬で、日本のイブA錠と同じ主成分です。
頭痛・生理痛・歯痛・発熱などに効果があり、英国では「とりあえず Nurofen 飲みな!」と言われるほど、痛み止めの代名詞。
日本で言う「とりあえず、バファリン飲んどきな!」みたいな感覚でしょうか。
ちなみに私も、ひどい歯痛に襲われた時にとてもお世話になりました。
【関連記事】【歯医者が10万!?】無保険の私がイギリスで虫歯になってしまった話
同じく歯痛時、お世話になった”Orajel(オーラジェル)”
歯医者で麻酔を打つ前に塗られる、局所麻酔ジェルです。
こちらも、日本の薬局では手に入りません。
NurofenとOrajelに関しては、【頭痛・生理痛にも】海外での歯痛はニューロフェン(Nurofen)とオーラジェル(Orajel)を試すべし!に詳しく書いています。
日本だとお高いものも…?
こちらはスキンケアコーナー。
日本でも有名なクリアクリーンを発見。
こちらにはアベンヌが。
日本だと、コスメ店やデパートで取り扱われているイメージですが、イギリスだと庶民的なドラッグストア商品。
価格も日本よりはるかに安く、お手軽価格。
ビューティー家電の取り扱いも
こちらの店舗は、郊外にある大型店ということで、ビューティー家電も取り扱いがありました!
ドライヤーだけでこれだけずらり。
実はイギリスには、日本のヨドバシやビッグカメラのような大型家電量販店がありません。
その代わり、スーパーやドラッグストアで、このように家電コーナーが設置されています。
日本を訪れるイギリス人が一番驚くのが、デパートのような家電量販店だそう。
「さすが電化製品の国だ!」と感動して帰るんだとか(笑)
シートパックは人気が無い?
シートパックのコーナーも発見!
同じパックでも、イギリスではクリームをのせて保湿する「拭き取りパック」が主流。
しかし、この店舗では比較的豊富な取り揃え。
ちなみに、全て韓国や中国など、アジアのメーカーの商品。
実は、イギリスをはじめとしたヨーロッパでは、シートパックはあまりメジャーではありません。
硬水のヨーロッパでは、じゃぶじゃぶ水洗顔すると、肌が乾燥してしまいます。
そのため、水道水を使わず、クリームや拭き取り化粧水での洗顔が多いそう。
洗顔後は、化粧水より先にオイルを塗ることが多いようで、水分量の多いシートパックはあまり人気がないようです。
激安ドラッグストアは”Savers(セイバーズ)”
ちなみに、Bootsはドラッグストア最大手ということもあり、価格設定は強気。
日本で言うところの、マツキヨや、ウエルシアといったところ。
生活用品を安価で手に入れたいならSavers(セイバーズ)がオススメ。
日本で言う、OS薬局やダイコクドラッグといった激安ディスカウントドラッグです。
私はいつもBootsで価格チェック、そしてSaversで購入をしていました。
同じ商品でも、Saversの方が安いです。
YouTube動画はこちら
記事の内容は、YouTubeでも公開しています!
店内でのお買い物の様子を撮影しました。
記事と合わせてチェックしてくださいね!
最後に|合わせて読みたい
以上、老舗薬局(ドラッグストア)!Boots(ブーツ)の店内潜入レポートでした!
お土産探しにもぴったり。
ぜひ訪れてみてくださいね!
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